リチャード カメラ好き好き

名古屋のカメラ大好きブロガーがカメラについて綴ってゆきます。

使って分かった FUJIFILM X-Pro1 はレンジファインダー機のオマージュだ!【作例など】

FUJIFILM X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

FUJIFILM X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Proや X100シリーズ は写真機の正常進化とは別の文脈にある

やっと宿題となっていた、購入したカメラやレンズ達の試し撮りが終了して、今はゆっくりとX-Pro1を楽しんでいる。

このカメラ使ってみると、つくづくレンジファインダーのテイストを楽しむカメラなのだなと実感する。

僕の場合、X-Pro1を通して逆にライカの真の使い方を学んだ気がする。

イカってたたずまいがかっこいいし、シャッターや巻き上げのフィールが良くて、そういうところが確かにいいけれど、ピントは一眼レフみたいに簡単に合わせられないし、寄れないし、やっぱり一眼レフの方が便利じゃないの?と思っていました。

 

そもそも、カメラの歴史を、距離目測→レンジファインダー→一眼レフ→ミラーレス と捉えていて、一眼レフはレンジファインダーの進化系みたいな思いがありました。

でもそれは一つの見方に過ぎないなと、このカメラに出会ってからは思っています。

 

多分去年までの僕なら、X-Pro シリーズやX100シリーズの OVF 、EVF切り替え機構を、面白くはあるけど、結局はEVFでしか撮らないよね、だってピントがわからないし不便、と思っていたでしょうね。

 

それは、僕がレンジファインダー機をあまり使う人ではなかったのでそういう発想になっていると気づかされ。

 

つまり、X-ProシリーズやX100シリーズはレンジファインダー機の延長にあり、ミラーレス+レンジファインダーのハイブリッドという意味合いをもたせて設計しているのです。

ピントを合わせるためのレンジファインダーは備えていないものの、レンジファインダーのオマージュとして設計者は意図しているのだと思います。

 

この文脈を理解しないと、見た目がオシャレでかわいいけど、なんか使いにくいカメラだよねという評価になってしまう気がします。

 

目測ピントなんて4つしかない

目測ピントでスナップショットするようになって、レンジファインダー機の楽しさの神髄は目測ピントでの撮影なんだなと感じるようになりました。

 

そして、ピントは基本4つしかないとおもいます。

∞、5m 、3m 、1.5m たったそれだけ。

そして迷ったら絞って5mですね!

そうすれば大体なんとなくピントが合った写真になります。

 

昔のMFコンパクトカメラは大胆にも、山、人間3人、人間1人の3つのピントしかありません。

それでもちゃんと写真が撮れるのだから、細かいことを言わなけばピントなんてその程度のものなのです。

7artisans 35mm F1.2 目測ピント目盛り

目測ピント目盛り

この手のカメラはガチピンでなんか撮れなくていいんです。

街の空気が写ったらそれでいい。

ファインダーで覗いたとおりの写真が撮れちゃう一眼レフやミラーレス機では心理的にピントを合わせてしまうんですよね。

イカやX-Proのファインダーはただの窓です。

故に肉眼で観たままの画が目に入ってきます。

目に撮りたい景色が飛び込んできたらすかさずシャッターを押せばいいのです。

そこに心理的なタイムラグは存在しません。

それが、現代までライカが作り続けられ、愛されている理由なのだとこの歳でようやく知りました。

そして五感を頼りに良い写真が撮れてしまったときに、レンジファインダー使いは喜びを感じるのだなと、体験して理解しました。

 

七工匠 7artisans 35mm F1.2 なら、よりレンジファインダーのテイストを楽しめる 

そして、よりレンジファインダーのテイストを楽しむのにお勧めなのが、中国製のMFレンズです。

特に、この7artisans 35mm F1.2 は、距離計も大体正確で、XマウントのネイティブMFレンズとして楽しむことができます。

絞り解放と、絞った時と出てくる画が全然違うし、フレアとかが容易にでるのでオールドレンズのテイストも楽しむことができます。

 

 

七工匠 7artisans 35mm F1.2

七工匠 7artisans 35mm F1.2

X-Proシリーズは、撮影行為の思い出を残すカメラ

このカメラで撮った写真、ピンボケや手振れはそれもまた味わいであり、思い出であり、楽しさなのです。

 

X-Pro3 が発売されたとき、お店で触りましたが、こんな手振れ補正もない、凄いAFを備えている訳でもないカメラがなんでこんなに高価なの?意味わからないと思ってました。

camera.richardh.work

 

FUJIFILMは高性能路線で、X-T4というカメラを用意しています。

こちらはあくまでカメラとしての性能を突きつめたカメラです。

ピント精度が、AF速度がと、綺麗な写真を撮ることを追求したユーザーに向けた商品です。

 

同じ評価軸でX-ProやX100シリーズを評価すると、性能の劣ったカメラという評価になりがちです。

 

美しさを目で味わうためのOVF

今年はOVFを再考する1年になりました。

再考するまで、どっぷりEVF派で、OVFに頑なにこだわるユーザーの事を心のなかでバカにする気持ちすらありました。

露出やホワイトバランス、被写界深度、出来上がる写真をプレビューしながらシャッターが押せるEVFは写真機としての正常進化だよねという思いがありました。

 

考えを見直すきっかけは、CONTAX 139QUARTZ + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T* を使ったときです。

何気にファインダーをのぞいた時、肉眼で観るより美しいその世界に感動しました。

そして、夏にはフィルムカメラ専門店の店長さんのお話を聞いて、レンジファインダーのすばらしさに目覚めてしまいました。

 

Nikon F4Nikon D4 、FUJIFILM X-Pro1 とOVF機を立て続けに購入。

これまでカメラは 性能 / 価格 のコスパで選ぶ傾向がありましたが、感性で選ぶという楽しみ方を覚えた年になりました。

そういえばフィルムカメラを再開した年でもありましたね。

 

カメラ道楽はかれこれ十数年になりますけど、時の経過とともに考え方も変わるもんですね。

FUJIFILM X-Pro1 作例

作例の殆どは目測ピントで撮ってます。

レンズはすべて 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1+7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1+7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1+7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1+7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

 

まとめ

FUJIFILM X-Pro1 は根強いファンがいるので、中古価格も安定してますね。

もう何年も今の価格から落ちないので、売る時も買った値段で売れそうです。

遊べる資産として手に入れてみるのも悪くないと思います。

第一世代のFUJIFILMは、レスポンスが遅かったり、AFがもたついたりしますが、MFレンズをつけて撮ればネガティブな部分が結構薄まって使えます。

楽しいカメラなので機会あれば是非手に入れてみてください。

 

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Nikon Z5 が欲しくなる 3つのポイント

Nikon Z5 ボディー

どこまでも限りなく降りつもる雪とあなたへの想い

ここ3日位ニコンZ5が欲しい病に取り付かれています。

その理由を綴っていきたいと思います。

EVFが美し過ぎる

Z5を欲しい理由の半分ぐらいを占めます。

Z6を触った時その美しいファインダーには、SONYユーザーの僕も素直にうらやましいと思いました。

Z5 は上位機種と比べ変わらないファインダー性能だと聞いてお店で試してみた。

明るいレンズで試させてもらったけど、びっくりする位ファインダーがよかった!

ほとんど光学ファインダーを覗いているよう。

SONY α7RIIIのファインダーは機能としては別に問題はないんですけど、美しくて感動するとかそういうものではないですね。

アダプターを介してオールドレンズで遊ぶときにこの光学ファインダーに迫るEVFはとても魅力的に感じます。

Nikon Z5 エントリーモデルと言う位置づけでありながらこの部分が手抜きなしと言うのは、他社のミラーレスカメラとは異なる部分です。

 

Nikon Z5 back

メディアがSDカード

僕にとってダブルスロットがシングルスロットかはそれほど問題ではありません。

今使ってる、ダブルスロットのSONY α7RIII もSDカード1枚しかさしてません!

連射をしたり動画を撮ったりするならばXQDと言うメディアもあり何でしょうけど、僕の使い方だとSDカードで充分ですね。

ハイスペックなSDカードでもお安く買えます。

 

 

グリップが握りやすい

グリップがすごく握りやすいです。D750あたりからニコンはグリップのデザインにすごく気をつかっていると思います。

α7RIIIはそこが全然駄目です!
グリップエクステンションみたいなパーツをつけてやっと使用に耐える感じです。

そしてこのパーツをつけるとボディー自体が結構重くなるのでなんだかなぁとは思っています。

 

Nikon Z5 はなにもつけなくても持ちやすく小さくて素晴らしいですね。

価格が安い!

Z5どうなっているのか、13万円台の中古をちらほら見ました。

最新フルサイズ機ですよ?!

爆安じゃないですか。

あれ、欲しいかもと意識したのは価格も理由にあります。

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Nikon ミラーレス一眼カメラ Z5 ボディ ブラック

Nikon ミラーレス一眼カメラ Z5 ボディ ブラック

  • 発売日: 2020/08/28
  • メディア: Camera
 

 

Leica M マウントアダプターが出ている

ヘリコイド付きアダプターが売っていれば手持ちのレンズ資産が問題なく使えます。

Z5が欲しい理由の半分はオールドレンズで遊びたいのが理由にあるので、これが出てるか出てないかは重要なんです。

 

Zレンズを使ってみたい

Z 50mm F1.8S

みんな大絶賛してるんですよね。

まあ、絶対いいですよね、Nikonフランジバックという制約から解放されてミラーレス用にゼロから設計したんだから。

 

Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 50mm f/1.8S Zマウント フルサイズ対応 Sライン

Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 50mm f/1.8S Zマウント フルサイズ対応 Sライン

  • 発売日: 2018/12/07
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

Zグラファーが上げる Z 50mm F1.8S の写真がまた良いのですよね。

typeb27.hatenablog.com

bluelines.hatenablog.com

wonodas.hatenadiary.com

ハイレゾ(高画素)かナロー(低画素)か問題

いま、α7RIII という、4240万画素も解像度があるカメラを使ってます。

最新レンズを使って撮影した場合、その描写は圧巻です。

拡大しても細かな部分までつぶさに描写しており、現実を切り取ったという表現がぴったりです!

SONY α7RIII + Tamron 35mm F2.8 F053

 

ところが、オールドレンズで用いた場合は、レンズの解像がおいついてないので、このセンサー解像度はデーター資源の無駄じゃない?!みたいな思いが湧いてきます。

↓みたいな写真に高解像度絶対いらないですよね。

こんな写真でもデーター量だけはてんこ盛りにあるんです。

SONY α7RIII + Leitz Summitar 5cm F2

 

最近、OLYMPUS E-M1 、Nikon D4 、Panasonic LX100 を愛用してて、データーの軽さが結構気に入ってます。

描写も思ったほど不足ないんですよね。

 

そんな理由で、オールドレンズ母艦として Z5 が欲しくなっちゃいました。

 

Z5が良かったら、SONY → Nikon へ引っ越しすることすら考えてました。

でも、そうなったら自分の事ですから

 

  1. Z5気に入る。
  2. Z 50mm F1.8S を買う。
  3. 高解像度でこのレンズを試したくなる。
  4. Z7お買い上げ

 

この4ステップに進むような気もして怖いです、、、

というわけで、Z5買いました!

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というのはウソです!ごめんなさい、、、

買っちゃいましたというオチでこの記事を閉める予定でしたが、買い逃しました、、、泣き

 

ご縁がありませんでした、、、残念。

まとめ

3つとタイトルに書きながら勢いいっぱい書いちゃいましたw

Nikon Z5 はスチル撮影に限れば間違いなくコスパの高い良いカメラです。

といいますか、とんでもない下剋上機です。

上位機よりも価格がうんと安いにも関わらず、写真機としてどこが妥協されているのかと思ってしまいます。

2年前にこのカメラでてたらSONYの牙城に爪痕残したかもしれないと思わなくもないです。

オールドレンズ母艦としてどのカメラを選ぶかという話で良くあがるのは、SONY α7II、α7III 、Canon RP、Panasonic S1 、S5 、そして Nikon Z5、Z6 あたりでしょうか。

どうしても10万超えたくない人は α7II 一択でしょうけど、10万は超えてもいいなら Z5 が間違いなく満足度高いでしょう。

EVFが本当に優秀ですし、Nikonの起動から撮影までの機敏さを観ると、SONYのモタモタ感にイライラします。

Canon RPは軽くていいですけど、ファインダーとか手振れ補正がなかったり、、、

Panasonicもよさそうですけどね、やっぱりNikonはいいなと思うわけです。

多分ですけど、まだ価格下がるんじゃないですかね。

今あるカメラを楽しみつつ、次のチャンスを待ちたいと思います。

 

 

Nikon ミラーレス一眼カメラ Z5 ボディ ブラック

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  • 発売日: 2020/08/28
  • メディア: Camera
 

 

 

Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 50mm f/1.8S Zマウント フルサイズ対応 Sライン

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フィルムカメラであそぼう!It's automatic. Canon Autoboy AF35M - 失敗編【機材レビュー】

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It's automatic!

予備知識が全然ないです。

ジャスピンコニカとかのライバルになるんですかね?

カメラのAF化は一眼レフよりも先にコンパクトカメラから始まりました。

多分技術的に一眼レフの標準レンズ、50mm F1.4 の薄いピントを合焦させるようなAFを開発するのはものすごくハードル高かったんでしょうね。

コンパクトカメラならば、なるべく絞って撮るような制御入れて 山(無限遠)、人物集合(3m)、人物単体(1.5m)の三段階AFで制御すればそれっぽくピントが合うものができたんだと想像します。

プラスチック製のボディーで高級感はないですけど、この程度のものでも当時は高価なハイテクカメラだったんでしょう。

Canonのロゴも現在のと同じです。

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パトローネ室にフィルムを詰めてシャッターを2回ぐらい押すと撮影開始です。

新しい時代のカメラのように、フィルムカウント1のところまで自動で送ってくれたり、フィルムのコードを読んで自動で感度設定してくれるなんて便利機能はないです。

レンズの上の部分の感度ダイヤルをいじって詰め込んだフィルムと同じ感度を指定してやらないと正しく測光しません。

 

大村祐里子さんの本でも紹介されてて気になっているカメラでした。

探してはなかったんですけど、Autoboyいいなという話をしたら友達が使わないからあげるよと言って譲ってくれました。

ピカピカの極上品ですね!

大抵Autoboyのような大衆カメラは過酷な使い方をされており、ファインダーやレンズがめちゃくちゃ曇った状態のものが多いです。

 

頂いた個体は古い割にはかなり良いコンディションでした。

ただ、古い機種でスムーズな撮影とはいかなかったです。

そのあたりを後述します。

 

絶好調でしたけど、、、

空シャッター切ってるときは絶好調でした。

ところが、、、フィルムを詰めるとカウント10あたりから巻き上げが引っかかる、、、

シャッターボタンを何度か押してると再びシャッターが落ちて巻き上げてくれる。

そんな調子でごまかしごまかし撮影しておりましたが、シャッターカウント25で撮れちゃう、26で撮れちゃう、27、28、29、30とシャッターが切れる音と巻き上げる音。

もう巻き上げるフィルムがなくてカチッと止まってもよさそうなのに、、、

これはもう最初のセットで失敗したと考えるのが合理的。

巻き上げクランクがマニュアルならここがクルクル回ることで確認できるんだけどね、、、モーターだからわからない。

フィルムをシャッターカウント1のところまで巻き戻して再び同じフィルムを詰めました。

あとは現像後のお楽しみ!合格発表まちます、、、

 

結果不合格、、、作例です

 全カット2重露光で仕上がりました。

琵琶湖旅行の写真なんか結構いいの撮ったのにな、、、

仕方ないので今度リベンジします。

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

まとめ

本機はちょっと調子悪いところがありましたけど、正常に動いていたら結構使いやすいカメラだと思います。

38mmというのがいい塩梅の焦点距離です。

瞳AFまでできてしまう現在から見ちゃうと稚拙なAFですけど、昔はこれで十分に便利だったんじゃないでしょうか。

必要な操作といえばシャッターボタンを押すだけというのは写真撮影の敷居をかなり下げたと思われます。

家族の写真を残すのはパパの仕事!だったのが、ママでも簡単に写真撮れるって結構インパクトだったんじゃないでしょうかね。

 

上がった写真の雰囲気から想像するに、Canonらしい淡くてニュートラルな発色だと思います。

キャノンのレンズって一眼レフでもコンパクトでもこういう色出しますよね。

F-1で撮った時もこういう感じの色でした。

 

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今回は悔しい思いをしたので次回是非リベンジしたいと思います。

 

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フィルムカメラであそうぼう!これがリアルだから CONTAX RTS 初代【機材レビュー】

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新生CONTAX第一世代の旗艦

京セラヤシカによってよみがえった新生CONTAXフラグシップ機という以外ほとんど知識がありません。

こちらの記事を読むと、Canon F-1初代 、Nikon F2 と同年代のカメラなんですね。

そんな時代に絞り優先AEを備えた先鋭的な一眼レフだったようです。

 当時のライバル機を見ると一世代進んだ仕様ですね!

sunrise-camera.netR

 

RTSは Real Time Shutter の略で、名前の通りちょっとシャッターボタンに触れただけでシャッターが切れます。

撮りたいと思いボタンに触れたとたんにシャッターが切れるのですごく直感的な感じがします。

 

139Quartz がプラスチック製ボディーなのに対して、こちらは金属製です。

ポルシェデザインによるマッシブなデザインは男性的とも女性的ともいえない無駄をそぎ落としたいかにもドイツらしいデザインです。

Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T* と組み合わせるとめちゃくちゃかっこいいですね。

布幕シャッターを採用してあり、オノマトペで表現すると、シュポンという小気味良いシャッター音です。

フィルムの巻き上げもとてもシルキーで高級感があります。

使用する人のフィーリングを大事に設計されているのが伝わります。

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購入経緯

久しぶりに火が付いたフィルムカメラ遊び。

数年ぶりに引っ張りだした CONTAX 139Quartzを使っていると、途中でシャッターが切れなくなりお陀仏致しました。

 

camera.richardh.work

139Quartz + Planar の組み合わせで覗く光学ファインダーの美しさに完全に魅せられちゃいました。

CONTAXはボトムモデルの 139Quartz にも妥協のない高品質なプリズムを使っています)

 

その感覚が忘れられず、CONTAXほしいほしい、でも高くて買えないよーと毎日星に願っていたら、コメ兵で激安特価のCONTAX RTS に出会ってしまいました。

願えば叶う、神様にありがとう!

 

モルトがボロボロなのは当たり前ですけど、1/250secのシャッターだけなぜか使えません。

ただ、絞り優先AEにすると全く問題なく動きます。

あと、ファインダーの中にカビがいるのに今回使っていて気が付いたのでいつか分解清掃してみたいです。

 

それでもCONTAXフラグシップ機をこんなラッキープライスで買えたのだから何も文句ないです。

 

モルトを毛糸とフェルトを使って修理してとりあえず撮影可能な状態にしました。

作例です!

 F1.4 ~ F2.8 で撮ってます。

このPlanarはフィルムで使ってもデジタルで使っても素晴らしい写りをしますね。

一眼レフ機で使うとピント合わせが難しく、絞り開放はゆるくソフトフォーカスみたいだなと感じますけど、これがミラーレスでバチピンあわせて撮ると、ピント面のキレキレシャープにおしっこちびります。

ヤシコンPlanarの記事は実は書いたことないので、また時間あればミラーレス機でいろいろ撮って作例載せたいです。

 

昨日チェックして気が付きましたが、右半分が片ボケしてますね、、、

レンズがおかしくなったのか、みなみやさんのスキャンがまずかったのか、ボディーに問題あるのか、、、

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

色が濃い!F2.8まで絞るとめちゃんこシャープですね。

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

この写真なんかは本当凄いですね!

Planar てヤバイレンズだって思いました。

ピント面の切れといい、ボケのクリーミーさといい、色の濃さとか立体感。

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

まとめ

 やばいよ、やばいよ、これがリアルだから!

出川さんのような感想が漏れます。

使い心地も素晴らしい。シルキーな巻き上げ、明るいファインダー、レスポンスの良いシャッター。

CONTAX Planarで撮った写真をみるともう一度、やばいよやばいよと言ってしまいます。

流石は名機ですね。

故障はしてますけど、名機RTSが体験できてすごく良かったです。

神様にありがとう!

 

CONTAX Carl Zeiss PlanarT* 50mm F1.4
 

 

 

今回もカメラのみなみやさんに現像お世話になりました。

camera.richardh.work

 

フィルムカメラであそぼう!極上の光学ファインダー Nikon F4S 【機材レビュー】

Nikon F4

こいつはファンタスティックフォーだ!

 Nikonフラグシップ機は、奇数機が名機だという意見を耳にすることがあります。

Nikon FNikon F3、Nikon F5。

確かに、その時代における存在感という意味では間違っていません。

僕も長らくそんな意見を真に受けていて、Nikon F4 という機種には全然興味がわきませんでした。

ボディーがプラスチック製というのも興味を遠ざける原因でした。

使ってみるとこれがなかなか素晴らしく、存在感薄く取り扱われているのが勿体ないと感じました。

(中古の市場価格も割と安い)

その光学ファインダーは素晴らしい!

なぜ、F4に興味を持ったかというと、F4の光学ファインダーは極上という話を聞いたからです。

長らく遠ざかっていたフィルムカメラでの撮影に今年カムバック。

久々に使った CONTAX 139Quartz + Planar 50mm の組み合わせによる光学ファインダーの美しさにすっかり魅せられてしまいました。

camera.richardh.work

 

ほかにどんなカメラのファインダーが美しいのだろうと調べてみると、一つはSONY α900 、もう一つに Nikon F4が挙げられておりました。

 

お店で触ってみると、噂通りの美しさ。

おやじ、包んでくれ! へい、まいどあり! そんな調子で即お持ち帰り。

 

Nikon F4Sどんなカメラ?

 一言でいえば、鈍器です(笑)

自分の持っているのは、F4Sでバッテリーグリップ付きなので、単3 6本で駆動します。

故に、135 フィルムカメラの常識を覆す重さです。

思えばこの時代あたりから、135 フィルムカメラは機動性というのにあまり頓着しなくなったのかも知れないです。

 

操作系は、F3 と F5 のまさに間という感じがします。

巻き上げレバーがなくなって、AF、絞り優先AEシャッタースピード優先AE備えているけれど、シャッタースピードダイヤルとかはMF時代のカメラの操作系を残しています。

Nikon F4

F5になると、現代の一眼レフとほぼ同じ2ダイヤルの操作系です。

 

外装はプラスチックですが全然安っぽくないです。

ちょっとぶつけたぐらいではびくともしなさそうです。

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光学ファインダーはまさに極上です。

ピントの山がつかみやすいだけではなく、ファインダー越しに見る景色そのものが抜群に美しいのです。

Nikon F4 は、ライバル Canon EOS にAF性能は後塵を拝していたことから、AFもできる極上のMF機という嫌味があったと聞きます。

使ってみるとその嫌味の意味も腑に落ちるものがあります。

 

シャッターフィールはオノマトペで表すとシュキーーー!です。

これがなかなか気持ち良いものがあります。

Nikon F4S 作例

 レンズは Ai Nikkor 50mm F1.4 を使用してます。

フィルムは Kodak GOLD 100 です。

 

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

このレンズ、フィルムで使ったほうがシャープ感と立体感がありますね。

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

瑞々しい。

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

まとめ

食わず嫌いでした。

こんなに良いものだと思いませんでした。

素晴らしいですね!F3、F5と見比べてしまうと確かに発展途上感はあり人気がイマイチなのも理解できますが、これはこれで旗艦として恥ずかしくない造りをしています。

中古の市場価格も他のNikon 旗艦と比べて大分買いやすいです。

プレビュー鳴きとかの不具合抱えている個体であれば1万円切るものに出会えることも珍しくないです。

 

皆さんも是非探してみてください!

 

後日談として、このカメラのおかげで、D810のファインダーに不満を感じるようになって、D4への買い替えに繋がってしまいました。

 

そのあたりのお話はこちら↓

 

camera.richardh.work

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今回もカメラのみなみやさんにお世話になりました!

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ニコンの速いやつ! Ai Nikkor 50mm F1.2【機材レビュー】

NikonD4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

50mm F1.2

 前に、Nikon D4 につける明るい単焦点レンズを探していた記事書きました。

 

camera.richardh.work

 

いろいろ見たけど、別に 50mm F1.4 でいいかなと思い始め、その後レンズ選びは放置してました。

 

特に、50mm F1.2 はないなーと思ってたんですけど、友達がある日このレンズを手に入れたものの、俺は 50mm F1.2S がいいから手放すけど買わないか?という話を持ち掛けられました。

装着してみると外観のボリュームがD4のマッチョな感じにぴったり。

デザインが気に入って買っちゃいました!

 

50mm F1.2 は Fマウントでは一番明るいスペックになりますね。

ただ、F1.4と F1.2では 1/3EVぐらいしか違わないので、実用上はわずかな差ですよね。

Ai Nikkor 50mm F1.2 外観

 フィルター径は 52mm で F1.4 と同じです。

前玉は同じ口径なのかも知れません。

Ai Nikkor 50mm F1.2

キノコを思わせるような、先が太いデザインです。

Ai Nikkor 50mm F1.2

Ai Nikkor 50mm F1.2

Ai Nikkor 50mm F1.2

 Ai Nikkor 50mm F1.2 作例

 前半のスナップショットはすべて絞り開放 F1.2 で撮影してます。

公園で撮ったのはF2.8で撮った写真が多いです。

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

色は濃い目でハイコントラストです。

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

ラグビー型の玉ボケになります。

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

さすがに新しいレンズなので、フレアの出方も穏やかです。

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

絞り開放ではビネットがかなりあります。

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

使用レビュー

  • 絞り開放から中央だけは割とシャープ。
  • コントラスト高い!
  • ボケは撮影距離によっては結構うるさい。
  • ラグビー型の玉ボケ。
  • 撮影距離によっては少しぐるぐるボケ。
  • 開放ではビネットが大きい。
  • フレアは出るが、画面全体を覆うような盛大なものではない。
  • パープルフリンジは Ai Nikkor 50mm F1.4 より少ない気がする。
  • 樽型の歪が結構気になる場面がある。
  • 大きく重い。
  • 見た目はかっこいい!

おススメかどうかは微妙ですね。

見た目のカッコよさと隣のお父さんよりもハイスペックなレンズだぞ!という優越感はあるのかもしれないです。

D4みたいなマッチョなカメラによく似合う外観です。

OVFから覗く景色も、F1.4とそう違わなく感じます。

F1.4のほうが歪は少ない気がしますし、F1.2のほうが色収差はおとなしく感じます。

ボケは、F1.4もF1.2もクリーミーではないですけど、F1.2のほうが若干ガチャガチャするかなと感じます。

コントラストは同じぐらい、絞り開放での解像力は F1.2 のほうが若干ありそう。

つまり、一長一短でどっちが優れていると言えないんですよね。

お値段は F1.4 が 1万円~2万円 F1.2 が3万円からという感じですかね。

 

決め手はボディーに似合うかどうかでしょうね。

小ぶりなボディーには似合わないかもです。

F1.2のほうが描写はクセありますから、面白い映りを求めるなら F1.2ですかね。

 

購入の際にレビュー参考にして頂けたら幸いです。

 

 

 

 

フィルムカメラであそぼう! 1936 Leica II ニッケル Elmar 50mm F3.5【機材レビュー】

Leica

84年も前のカメラが写ることが凄い!

 これは10年ぐらい前に手に入れました。

クラカメブームも去り、デジタルカメラが隆盛を見せ、スマートフォンも普及していない頃、フィルムカメラはこれまでになく激安で買えました。

そんな頃に超手ごろな値段で手に入れたバルナックライカ

僕は、ライカ通という訳でもないので全然知らずに買いましたが、シリアルナンバーから調べると、Leia II 型というタイプの様です。

僕の Leica のシリアルは 204329 1936年製 Leica IIですね。

f:id:mocchipa:20201020123000p:plain

引用:ライカを買おう バルナック型ライカ シリアルナンバー

 

1936年は、日本史を見ると 2.26事件が起きた年の様です。

1936年 - Wikipedia

 

このライカは激動の時代を歩んでそうです。

ヨーロッパの戦果とかをその目に焼き付けてきた経験があるかも知れません。

もしくは諜報活動に使われていたり従軍していたりとか。

 

御年84歳のドイツ生まれ。

ヨーロッパ戦場を生き抜いてきたカメラが、晩年は極東の地で味噌煮込みうどんとか撮らされていると思うと面白いですね。

 

いずれにせよ、こんな80年以上前に製造されたカメラが21世紀の現在でも撮って楽しめるというのが奇跡です!

この奇跡の理由は、この規格が現役規格のところです。

カメラ詳しくない人が思い浮かべるフィルムと言っているものは、35mmロールフィルムと呼ばれるものです。

↓ 35mm ロールフィルム とか 135フィルムと呼ばれてます。

f:id:mocchipa:20201020005825p:plain

イカを作ったオスカー・バルナックさんは、映画用の35mmフィルムを使って小型のカメラを作るアイデアを思いつきました。

ただ、映画と同じフォーマットサイズにすると画質が当時の主流の中判や大判に比べイマイチだったので、映画の2コマ分をつなげて1コマにし、少しでも大きなフォーマットを得ようと発想されました。

3:2 のアスペクトもこの時作られました。

これはゼロから専用にデザインされ生み出したのではなく、既存の物を転用してうまく作れないかとうアイデアでした。

 

それがいつしか小型写真機の主流となり、ライカフォーマットと呼ばれるこのフォーマットサイズは最もポピュラーな写真用規格になりました。

現在でも、フルサイズ一眼レフ、ミラーレスと呼ばれている写真機のセンサーの大きさはこのライカ判のサイズの事を指します。

 

ありもの使って安く作ろうみたいなスタートだったのに、21世紀になってもまだバリバリ使われていて(しかも主流で)、それを フルサイズ と言ってはラージフォーマット扱いで存在しているのをバルナックさんが見たらさぞかしビックリされる事でしょうね。

 

このニッケルエルマーは祖父がなぜかLica III C と共に持っていたものです。

祖父がカメラ好きだったなんて聞いたことないですけど、なぜか遺品にありました。

camera.richardh.work

Leica II

レンジファインダーとビューファインダーのお馴染みの構成です。

本機は少し曇ってますけど、まあ見えます。

Leica

シャッタースピードは 1/20 ~ 1/500 です。

スローシャッターはないですけど、これ以下のシャッタースピードって実際使わないし、故障の要因が一つ減って逆にいいですね。

使っていて不足は全くないです。

Leica

 

ニッケル Elmar です。レンズデザインは同じでも映りがまた違うとかなんとか言われてはいます。

バルナックライカの良さはこの手に馴染む形ですね。

いかにもドイツらしいデザインです。

シンプルでいて存在感と塊感がある。

Leica

作例

Kodak GOLD 200 で撮って、カメラのみなみやさんに出しました。

 

ニッケルエルマーのにじみがかなりいい感じです。

芯はかなりシャープなんですよね。

恐れ入りました。

すべてのカットを絞り開放で撮ってます。

camera.richardh.work

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

まとめ

イカフォーマットは奇跡のフォーマット!

100年近く前のカメラとかでも使えてしまうのは規格が生き残っているから。

使えば解る!やっぱLeicaいいわー。

ニッケルElmarのふわふわ優しいにじみを見せながら、パリッとシャープなのは凄い。

ふわふわはクモリの影響かもですけど、、、

 

Rainrootsの店長さんのお話聞いてからレンジファインダー機で遊ぶのがますます楽しくなりました。

ピントや構図にとらわれず、思いのままにシャッターを押す。

ピンぼけしてしまった写真も10年寝かせて見返すと大切な一枚になっていたりする。

 

イカってそういうカメラなんだって今年になってやっとこ理解しました。

そのあたりの話はこちらの記事で!

camera.richardh.work

 

いやー、楽しい楽しい!

バルナックライカはM型と違って、数万円で買えちゃいます。

それでいてしっかりライカしているので、未体験の人は是非買って遊んでみてください。

フィルムカメラに数万円かよと思っちゃいますけど、ライカはそれ自体がアセット(資産)です。

世界中でどこでも換金できちゃいます。

写真が撮れる金の延べ棒買ったと思って一度手に入れてみては?

 

おすすめは円熟の Leica IIIf だといわれますよね。

確かに、Leica IIIf はこのLeicaIIよりも巻き上げ、シャッターフィールとシルキーで洗練されています。

  

 

 

 

10年前の一眼レフ EOS Kiss X4 は令和でも戦えるのか?【機材レビュー】

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思えば遠くへ来たもんだ

先日、Canonの定番ベストセラー EOS Kiss シリーズの10年前のモデル、EOS Kiss X4 をゲットしました。

結論から言うと、令和2年の現在でも十分に戦える実力を備えた機種だと感じました!(スチル写真機として)

 

EOS Kiss X4 といえば、動画が撮れるようになった X3 の後継機で、EOS 7D と同じセンサーを備えたモデル。

5D markII がEOS Movie というトレンドを作り出して、この機種なんかそのサブ機として結構使われていた記憶があります。

 

それがもう10年前の事なんて、、、思えば遠くへ来たもんだ。

 

Mgic Lanturn 

 このモデルは一時期、一眼レフでムービー撮る人の間では、知る人ぞ知る名機でした。

Magic Lantern という改造ファームウェアをインストールすると、RAWで動画が撮影できます。

 

magiclantern.fm

 

滅茶苦茶美しい画ですね!

映画みたいな色合いです。

vimeo.com

 

www.youtube.com

 

ただ、現像は、一コマ一コマを現像出力してゆく作業なので、作業としてはかなりしんどいものですね。

実用としてはちょっとーかも、、、

 

機会と気合があったら試してみたいです。

 

EOS Kiss X4 はこんなカメラ

外観

看板キットレンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS 

こちらはDCモーターですが、世代が新しくなるにつれ STM 、USMと進化してます。

AFの速さを求めなければ一番古い世代のこちらで十分です。

35mm換算で 29-216mm の超便利高倍率です。

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手振れ補正ISもついてます。

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上位機種と比べるとあっさりとしたインターフェース。

基本オートで撮ることを意識してそうですね。

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モードダイヤルはこんな感じです。

f:id:mocchipa:20201014210332p:plain



ズームしたお姿!

ビヨーン

f:id:mocchipa:20201014210521p:plain

使ってみて良いなと思ったところ

  • 高速なAF。
  • 高倍率な割に全域でシャープな 18-135mm レンズ。
  • コンパクトなボディー。
  • 気持ちが良いシャッターフィール。
  • 美しい撮って出しのJPG。

ここはイマイチ

  • AF MF はスイッチで切り替え。
  • Movie撮影はモードダイヤルでMOVIEに切り替えてやる必要がある。
  • 狭いダイナミックレンジ。
  • 中央1点しか信用できないAF。

作例

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

まとめ

結論から言うと 2020年でも十分に使えるカメラです。

EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS の出来がなかなか良かった。

高倍率ズーム=描写が甘い イメージがあるけれど、このレンズは全域シャープ!

これはEOS Kiss シリーズのセットで買うと安く買えるので予算が十分あれば是非買いたい。

EOS Kiss X4 のセンサースペックは、CanonAPS-Cシリーズでは長らく主流となっていました。

記憶では Kiss X8から現代主流の 2400万画素になりましたが、その前の世代はこの1800万画素機が主流でした。

 

RAWで撮って現像してという範囲であれば EOS 7D mark2 あたりと変らない画質が得れそう。

 

一方で、RAWで撮る場合微妙だなと思ってしまうのがダイナミックレンジ。

現像していて、マイクロフォーサーズや1インチセンサーよりも白飛びしやすいように感じました。

DxOのセンサー評価によると 11.5Evs というスコア。

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これは手持ちの1インチセンサー搭載の Panasonic FZ1000 と同程度。

しかも微妙に負けてるw

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Canonは新しい世代になっても 12Evs程度どまり。

RAWで撮るなら自分なら Panasonic FZ1000使うかも。

インターフェースが断然使いやすいし、25-400mm 相当のレンズ積んでるしおまけに F2.8 - F4 という明るさ。

 

ではこのカメラはダメかと言うとそんなことはありません。

Canon機の魅力って、DIGICエンジンが作る画ですね。

以前に航空祭で僕のNikon D7200 と 友達が撮った EOS 7DmarkII の写真比べましたけど、CanonのJPG撮って出しの青空表現が実に素晴らしいんですよね。

写真館で子供の記念写真撮った時も、子供の肌色再現が滅茶苦茶美しくてCanonの魅力ってこれだよねと実感しました。

狭いダイナミックレンジも、ポートレートでボケを生かして逆光で撮影をする時など、繋がりよく白飛びしてくれたら気になることではありません。

 

JPG撮って出しした時に、Canonの画の良さって現れると思います。

 

色々なところで言い尽くされてますけど、風景撮るならNikon ポートレート撮るならCanonというのは間違った意見ではないなと思いました。

 

EOS Kiss X4 おススメか否かで行くとおススメ出来ます!

なぜなら10年前のカメラは流石に値段が激安だからです。

1万円程度で中古が買えちゃうこともあり、それでいて結構実力高いです。

Movieを除く部分で比較すると EOS Kiss X4 ~ X7 まで基礎性能に変わりがないように感じます。

X8からAFやイメージセンサーが一新されてますけど、X7までは殆ど変わらないです。

バリアングル液晶がついたり、映像エンジンが新しくなったりという変化が殆どです。

あと、Movieやライブビューは圧倒的に新しい世代の方が使い勝手が良いです。

カメラ詳しくないけど、一眼レフが欲しい!という方にはこれで十分楽しめるのではないでしょうか。

EF 40mm F2.8 や EF-S 24mm F2.8 などのパンケーキレンズと組み合わせると、コンパクトでスゴクいい感じのカメラになると思います。

 

とにかく安く、本格的なカメラが欲しい!という方は是非参考にしてみてください。

 

Canon 単焦点レンズ EF40mm F2.8 STM フルサイズ対応

Canon 単焦点レンズ EF40mm F2.8 STM フルサイズ対応

  • 発売日: 2012/06/22
  • メディア: Camera
 
Canon 単焦点広角レンズ EF-S24mm F2.8 STM APS-C対応 EF-S2428STM

Canon 単焦点広角レンズ EF-S24mm F2.8 STM APS-C対応 EF-S2428STM

  • 発売日: 2014/11/13
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

 

 

Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135㎜ F3.5-5.6 IS USM APS-C対応
 
Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM APS-C対応

Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM APS-C対応

  • 発売日: 2012/06/22
  • メディア: エレクトロニクス
 
Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS APS-C対応

Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS APS-C対応

  • 発売日: 2009/10/02
  • メディア: Camera
 

 

 

 

サンニッパで彼岸花 Tokina AT-X SD 300mm F2.8 【作例集】

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

カメオタsドリーム サンニッパ!!! でも、、、

オタクの憧れレンズ、サンニッパ

憧れ勢いで買ったものの、その重量、そのサイズ、そして単焦点ということで、まー使わない使わない。

 

でも、防湿庫で眠らせておくのもカビ生えそうなので、重い腰ならぬレンズを持ち上げて使ってきました。

 

作例です!

レンズ性能を楽しむべくすべて絞り開放で撮ってます。

これぞサンニッパという写真ですね。

DSC00959

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

撮影距離によってはちょっとボケがガチャガチャしますね。

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

ボディー内手振れ補正搭載 ミラーレス機ならば、夢のサンニッパ IS

今回の撮影、SONY α7RIII にマウントアダプターを付けて遊びました。

SONY機は、手動でレンズ焦点距離をセットしてやると、マウントアダプタ使用でも手振れ補正をしてくれます。

これの効きがなかなか素晴らしく、手持ちでこのレンズを扱っても殆どブレることがありません。

300mm F2.8 IS なんて言ったら、Canonの現行機なら 55万円コースです!

その世界がわずか数万円で味わえちゃうのですからお得ですね。

 

 

フードがバカでかいです。

レンズにバケツつけているみたい。

Panasonic LX100

大きな瞳。

吸い込まれそう。

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

 

三脚座にストラップ通すところがあるので、ストラップはそちらに通して型からぶら下げましょう。

 

変な持ち方すると、レンズが重すぎるのでマウントがもげる可能性あります。

まとめ

  • カメオタなら一度は体験してみたいサンニッパの世界。
  • 薄い被写界深度と圧縮効果で浮き上がる被写体。
  • 撮影距離によってはボケが少しガチャつく。
  • デカイ!重い!物理的な存在感が凄い。
  • フードはバケツ。
  • 中央のシャープさは現代のレンズに負けてない。
  • 色もクール系でなかなか良い。
  • コントラスト高く色も濃くでる。
  • やっぱりズームの方が便利だなw
  • ヘリコイドのフィールやビルドクオリティーは流石!高級感ある。

30年以上も前のレンズだと思ったら、凄く性能いいですね!

もっとパープルフリンジ酷くて、滲んだりするのかと思いきや、中央は本当にパリパリシャープで驚きの高画質です。

ボケはとろけるようにクリーミーって撮影距離もあれば、少しガチャガチャする事もあります。

色は現像で弄ってしまいましたが、素だと結構クールトーンです。

サンニッパはロマンありますねー。

迫力もあります。

ただ、実用品としてはやっぱりズームが使いやすいなと思ってしまいますね。

手振れ補正内臓のミラーレス機だと想像以上に手振れ補正が効くので手持ちでブレずに撮影できるのは現代のアドバンテージですね。

 

一度買って使ってみると、カメオタとしての経験値が一つランクアップしたような気分になります。

 

中古だと、5、6万円ぐらいでしょうか?

是非見つけたら買って試してみて下さいね。

 

撮影に使った機材

ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7RM3 ボディ ILCE-7RM3

ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7RM3 ボディ ILCE-7RM3

  • 発売日: 2017/11/25
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

camera.richardh.work

 

 

さよなら Nikon D810 振り返りレビュー【作例】

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

2代目ハイレゾNikon

 先日、D4購入に伴い、役2年弱お付き合いしたNikon D810を手放しました。

お別れの思い出にこのカメラを記事にしてゆきたいと思います。

 

D810はどんなカメラ?

元祖ハイレゾNikon の D800 。

ハイレゾNikonというよりは、世のハイレゾ機の走りですよね。

3630万画素という、当時のモンスター級のセンサーを搭載してます。

それまでのフルサイズ機は言っても2400万画素どまり。

そこにきて、このセンサーは物議をかもすことになりました。

ライバルのCanonをカタログスペックで大きく引き離したのも大きいでしょう。

この解像度を活かせるレンズがないとか、手振れでちゃらになるなど色々言われてました。加えて画素ピッチが狭くなるから高感度やダイナミックレンジがどうちゃらみたいな話もよく聞かれましたよね。

当時のCanon党の嫉妬心やお抱えメディアの攻撃みたいなのがあったんだと思います。

それでも、その画質の高さだとか、高解像の魅力などで非常によく売れた機種でした。

 

本機、D810はシリーズ2代目。

主にD800に対して言われていた欠点を克服してきたような内容です。

具体的に違う点は

  • 映像エンジン、Expeed4により、クセの少ない記憶色重視の撮って出し。
  • 撮って出しの高感度アップ。実行高感度もアップ。
  • 拡張なしでISO64対応。
  • ミラーバランサーによる少ないミラーショック
  • ソフトウェアが改善されたAF。
  • センサー一新で、高解像のままダイナミックレンジが大幅に改良。
  • ちょっぴり高解像 3630万画素→3709万画素。
  • D800比で連射秒間1コマ分アップ。

D810はD800から確実に良くなっています。

使っていて違いが大きいなと思うのはシャッターフィールです。

このミラーバランサーのシャッターショックの少なさは特筆ものです。

現在買える、ちょい古い一眼レフのなかでもD810をお勧めできるのはここ大きいですね。

D800のコスパは良いですけど、ミラーショック結構手応えあります。

バチコーンっとショックがきます。

D750も新しくて安くていい機種ですけどD810と差がつけられているのはそこです。

ミラーバランサーがありません。

D810のシャッターフィールは極上なんです。

これ、もし中古でNikon機を検討する時に是非体験して比べ観て下さい。

ちなみに、現行のD850、D780は勿論ミラーバランサー搭載です。

D850のスペック無敵っぷりは流石ですけど、D780も触ると実用という観点でみるとなかなか高バランス。負けてない。

D810の良かったところ

重複しちゃいますけど

  • 極上のシャッターフィール。
  • APS-Cトリミングしてもまだ1800万画素ある余裕。(電子テレコン的)
  • 高画質!RAWで現像してて、かなり弄っても破綻しない懐の深さ。
  • jpg撮って出しでもクセの無い色。

D810さよならしちゃった理由

 殆どD4買ったときの記事に書きました。

camera.richardh.work

 

理由らしい理由もあるような無いようなです。

D810への不満は殆どなかったんですけど、D4欲しくなっちゃって。

フルサイズ一眼レフ2台は使いこなさいだろうなという事で、D810はD4を手に入れる為の資金に化けました。

 

D810外観写真

 

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SDカードとCFカードが挿せるのが嬉しいですね。

マチュアなんかはSDカードの方がいいですよね。

D810で撮った写真

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm

DAH_7624

DAH_7626

DAH_7645

Nikon D810 + AF-S 70-300mm

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S 70-300mm

Nikon D810 + AF-S 70-300mm

Nikon D810 + AF-S 70-300mm

Nikon D810 + AF-S 70-300mm

Nikon D810 + AF-S 70-300mm

Hamamatsu Trip

Hamamatsu Trip

Hamamatsu Trip

Sanganesan D810 Tamron F012

Sanganesan D810 Tamron F012

 

Sanganesan D810 Tamron F012

 

@Chiiwa Nikon D810+Tamron45mm

 

@Chiiwa Nikon D810+Tamron45mm

@Chiiwa Nikon D810+Tamron45mm

Kuragari-Canyon Nikon D810+Tamron45mm

Kuragari-Canyon Nikon D810+Tamron45mm

Kuragari-Canyon Nikon D810+Tamron45mm

AichiKenminnoMori D810+Tamron45mm

AichiKenminnoMori D810+Tamron45mm

Hirayu SPA Nikon D810+Tamron45mm

Hirayu SPA Nikon D810+Tamron45mm

Hirayu SPA Nikon D810+Tamron45mm

Hirayu SPA Nikon D810+Tamron45mm

Hirayu SPA Nikon D810+Tamron45mm

くらがり渓谷 Tamron 45mm+D810

嵩山展望台 Tamron 45mm + Nikon D810

Nikon D810+Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 +Nikkor 20mm F3.5

空の散歩道 @ 浜松 Nikon D810 + Tamron SP 35mm F1.8

空の散歩道 @ 浜松 Nikon D810 + Tamron SP 35mm F1.8

空の散歩道 @ 浜松 Nikon D810 + Tamron SP 35mm F1.8

空の散歩道 @ 浜松 Nikon D810 + Tamron SP 35mm F1.8

大井平 D810+Tamron 45mm F1.8

大井平 D810+Tamron 45mm F1.8

大井平 D810+Tamron 45mm F1.8

大井平 D810+Tamron 45mm F1.8

大井平 D810+Tamron 45mm F1.8

大井平 D810+Tamron 45mm F1.8

大井平 D810+Tamron 45mm F1.8

佐見川峡 Nikon D810+Tamron 45mm

佐見川峡 Nikon D810+Tamron 45mm

佐見川峡 Nikon D810+Tamron 45mm

Nikon D810 + Tamron SP 35mm F1.8 VC USD

Nikon D810 + Tamron SP 35mm F1.8 VC USD

Nikon D810+Tamron SP 35mm F1.8 VC USD

Nikon D810+Tamron SP 35mm F1.8 VC USD

Nikon D810+Tamron SP 35mm F1.8 VC USD

Nikon D810+Tamron SP 35mm F1.8 VC USD

Nikon D810+Tamron SP 35mm F1.8 VC USD

Tamron sp 45mm F1.8 Di VC USD

木曽三川公園

木曽三川公園

木曽三川公園

木曽三川公園

木曽三川公園

木曽三川公園

木曽三川公園

木曽三川公園

Tamron 45mm F1.8 model F013 + Nikon D810

Tamron 45mm F1.8 model F013 + Nikon D810

Tamron 45mm F1.8 model F013 + Nikon D810

D810まとめ

 これからD810を買おうかなという人に向けて書きたいと思います。

D810の中古は高級機がこの値段まで降りてきたか!という高コスパ機です。

センサー性能は現代機と比べても遜色ないどころかトップレベルだと思います。

 

反面、中途半端というか、部分的に見ると他の機種に軍配上がる機種でもあります。

動体補足性能(AF、連射、バッファーメモリー

以前D600を使ってましたが、AFはすっぽ抜ける、バッファメモリーがプアでシャッター切れないなどがあり、飛行機撮るのに嫌気がさしました。
D810はそれと比べたら良い性能です。
AFユニットがD4 の世代のもので、悪くはないですけどより他の機種の方がより良いです。
D7200を使ってましたけど、明らかにそっちの方が食いつき良いんですよね。
同じユニットのD750が同等性能だと考えればAFはD750の方が強いと思います。
連写性能もD750の方が若干ありますね。
動体メイン!となると、D750を選びたいかもです。
また、同じ値段でD500が買えちゃうわけで、あっちがD5ミニと言える性能と考えればD500を購入した方が幸せになれると思います。

ビルドクオリティー、ユーティリティー、光学ファインダー

NikonはD750、D5500あたりからモノコックボディーを採用してボディー自体を薄く作れるようになりました。
この世代以降、深いグリップで持ちやすいのが特徴です。
D810はそれ以前の機種なので比べてしまうとハンドリングが劣ります。
また、チルト液晶がないので、OVFでしか撮らない、動画は撮らないという心に決めないとなかなか辛いです。
 
D600、D750と比べると、かっちりした高級感があります。
左肩モードボタンや、ファインダー丸窓とか、上位機を所有しているという満足感に浸れます。
十分高級感あるのですけど、やっぱりフラグシップ機のD4、D4S、D5と比べてしまうと劣りますね
D4あたりは、D810の相場価格に2万ぐらい出すと買えるのです。
そして、OVF。
D600、D750クラスと比べたらワンランク上というファインダーです。
流石です。
でもこちらもフラグシップクラスと比べると差をつけているなと感じます。
D4のファインダーはやはりD810以上です。
 
そういう意味で、性能はAFを使って撮る場合、D750の方が高い実力を備えていると感じます。
フィールの良さとか感性の部分はそれらには勝ってますがフラグシップには劣っています。
D750 D810 D4 D4S と並べた時に、それぞれよりもちょっとずつ良いけど、ちょっとずつ劣る部分があるみたいな立ち位置です。
 
D750、D4、D4Sよりも総合的に明らかに勝っているの機種はD850ですね。
なので、僕の意見ですけど、予算は10万ちょいで性能の良いカメラならD750をお勧めしたいですし、フィールの良いカメラならD4をお勧めしたいです。

画質について

これは僕は否定的な見解を持っています。
センサー性能はシリーズのトップレベルの実力を備えていると思います。
高感度でもノイズレスで、ダイナミックレンジも広大です。
しかしながら、現状このセンサー性能をFマウントのレンズは生かし切れていないのではと僕は思っています。
手放してしまって、ナノクリ金帯クラスのレンズが既に手元にないので検証できませんけど、ミラーレス機と張り合えるレンズはFマウントではないのではないでしょうか。
 
画面中央の解像度の話で言えば、Fマウントでもキレキレシャープなレンズはいくらでもあると思うんですけど、ここで議題にしたいのは周辺画質です。
 
D810レンズ解像イメージ
赤い範囲は解像が甘く感じられる部分。

f:id:mocchipa:20201003165915p:plain

僕の感覚だと、Fマウントの一眼レフ機の解像している範囲てこれぐらいに感じます。
※現在高級クラスのレンズを所有してません。しかしながら、Zマウント vs Fマウントの他所のレビューを読むと、その見立てはそんなに外れていないと思っています。
 
当初、D810を選んだ理由が、飛行機撮影を趣味にしていた頃で、D810にすればAPS-Cモードで撮っても高い解像度を維持できる!という希望がありました。
しかしながら、撮影された画をみると、解像している部分は画面の中央範囲で、そこ以外は切り取りできる所ではありません。
 
SONY α7RIII + Tamron F053 レンズ解像イメージ
※赤色部分が解像が甘く感じられる範囲

f:id:mocchipa:20201003175613j:plain

対して、ミラーレス機のα7RIII + Tamron F053 では、解像範囲がこれぐらいあります。
これは実は凄い事です!
勿論、SONYに限らず、各社フルサイズミラーレス機全部に言える話です。
フルサイズミラーレス機用に新設計されたレンズは一眼レフ用レンズと比べたら圧倒的な性能です。
この事は、撮影の作法を根本的に変えてしまう可能性があるのです。
高解像が大きなプリントするためだけ以上の意味を持ちます。
 
取りあえず、細かい構図も考えず広くパチっと撮っておいて、後は好きなようにトリミングすれば画になるみたいな使い方ができちゃうんです。
これって、ハイレゾミラーレス機が登場する前は出来なかった事じゃないでしょうか。
 
おまけに、ミラーレス機は瞳AFも備えてて、ポートレートでは抜群の撮れ高を稼ぎ出します。
動体撮影に関してはまだ一眼レフが戦える余地はありますが、ポートレート、風景撮影というジャンルでは、撮影結果へのこだわりを追求するとミラーレスが圧勝なのは間違いないと思います。
※ここでいう画質はシャープさとかピント精度みたいな話です。
 
結論として、D810の高解像センサー勿体ない説を唱えたいです。
D750の2400万画素、D4 D4S の1600万画素は、Fマウントのレンズに対して丁度良いと思います。
勿論 JPG で撮るのであれば、D810は Expeed4 という色の良い画像エンジンを載せており、小さい画像サイズで吐き出せば、もったいない感は薄れるかも知れないです。
でも、RAWで撮ってLightroomで仕上げたりするのであれば、大きなデーターの割に解像範囲が狭いという残念な感覚を覚えます。
 
また、Ai Nikkor など古いNikkorを使う場合はレンズ解像度が現代機程ではないので、高解像センサーは宝の持ち腐れに感じてしまいます。
 
そのあたりが僕がD810を手放した理由の主な所ですね。
なんだか、ネガティブな話ばかりして済みません。
勿論、D810を使っている人を否定する意見ではないし、選ぶ人が間違っているとは思いません。
個人的な見立てです。
 
比較対象があっての話です。
カメラ単体としてみた場合、D810は極上のカメラの一つと考えて間違いないです。
D810はシャッターフィールは極上で、色も記憶色重視でAWBも優秀で、高感度、ダイナミックレンジなどの物理特性も最高です。
D4より画素ピッチ狭いですけど、RAWの編集耐性もD4よりありそうな感じします。
これだけのクオリティーのカメラが12万円ぐらいで買えてしまうのは凄いなと思います。
 
一眼レフとミラーレス機て、ガソリンスポーツカーとテスラの対比ににていると思います。
テスラのハイパフォーマンスのモータードライブは、シュチュエーションを限ると既存ガソリンスーパースポーツを徹底的に打ち負かすんです。
でも、ガソリンスポーツカーの回転数と共に伝わってくる振動だとか五感に伝わるフィールみたいなのは、古いファン程これじゃなきゃっていう快感がある訳です。
 
一眼レフも然りです。
ミラーレスの性能がどんなに上がっても、OVFから覗く風景の美しさだとか、シャッターフィールみたいなのは一眼レフでしか味わえないですからね。
 
一眼レフを選ぶ理由はまだまだありますね。
いま僕はD810を手放して買ったD4に夢中で、そればっかり使っています。
それは一眼レフのフィールに改めて魅せられているからです。
撮影結果がすべてではないのがカメラ趣味の面白いところだと思います。
 
以上長くなりましたが、参考にして頂ければ幸いです。
 
最後に、D810楽しかったよ!良い思い出ありがとう。

参考リンク

 

camera.richardh.work

 

 

camera.richardh.work

 

camera.richardh.work

 

 

camera.richardh.work

Nikon デジタル一眼レフカメラ D810

Nikon デジタル一眼レフカメラ D810

  • 発売日: 2014/07/17
  • メディア: エレクトロニクス