リチャード カメラ好き好き

名古屋のカメラ大好きブロガーがカメラについて綴ってゆきます。

フィルムカメラであそぼう!素敵なコピー CONTAX Kiev IVaM + Jupiter-8 【機材レビュー】

Kiev 4am + Jupiter-8

Kiev 4am + Jupiter-8

偽物と言われてますが

言わずもがなのこれのコピー。

最初期のロットは、戦後にドイツからContaxCarl Zeiss の工場機械と技術者を接収して作らせた、本物作による偽物。

それは偽物というよりは、銘板違いのほぼ本物と言って差し支えなかったらしい。

昔韓国とかで売っていた、本物の元熟練工が作る偽物のNikeみたいなそんな感じですかね。

 

本機は、78年製とKiev最後期の物。

共産圏の一生懸命作っても、いい加減に作っても貰える給料は一緒という文化の表れなのか、この頃になるともはや本物のクオリティーは維持されてない。

 

巻き上げはゴリゴリ、グギグキと言うし、シャッターフィールもガッショーンと、シルキーとは程遠い感じですが、それがまた個性的でいいですね。

Contaxはライカに対抗するために、縦ばしり高速シャッターを搭載してます。

機構に無理があるのかリボンが切れるという持病を抱えてますが、そんな悪いところも完全コピーしてくれています。

www.ncad.co.jp

 

探せば1万そこそこでレンズ付きで購入できる。

Contax II なら恐る恐る使うかもですが、これは雑にハードに扱えます。

でも、値段からしたら絶対お値段以上の満足度です。

 

なんせそんな値段で本格的なレンジファインダー機が楽しめるんですから。

CONTAX II + Carl Zeiss Sonnar 50mm F1.5

CONTAX II + Carl Zeiss Sonnar 50mm F1.5

入手経緯

友達に格安でスピーカーを売ったら、使ってないからあげると頂きました。

無料で頂けるのはありがたや!

頂いてから2ヵ月程放置状態でしたがこの度フィルム通してみました。

Kiev 4am 外観

元ネタが元だけに、めちゃくちゃかっこいいですね。

市場価格はそこまで高くないですけど、お値段以上ですよこれは。

Kiev 4am + Jupiter-8

Kiev 4am + Jupiter-8

 

Kiev 4am + Jupiter-8

Kiev 4am + Jupiter-8

コピーと侮れない Jupiter-8

Jupiter-8 有名な Sonnar のコピーです。

これの描写が本当に侮れないです。

勿論、ソ連玉につきもの、逆光時の盛大なフレアはあるんですけど、シャープと色合いは独特で美しいです。

本物のSonnarは使ったこと無いですけど、おそらく全然負けてないんじゃないですかね?

 

camera.richardh.work

 

フィルムは Kodak GOLD 200

 

 

Kodak カラーネガティブフィルム Gold200 36枚 (6033997)

Kodak カラーネガティブフィルム Gold200 36枚 (6033997)

  • 発売日: 2020/10/19
  • メディア: エレクトロニクス
 

 さて、どんな具合でしょうか?

Kiev 4am + Jupiter-8 作例

それでは撮影結果いってみます。

F2.8 か F4 ぐらいの絞りで撮ってます。

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メカトラブルがあって、修理の為にいったんフィルム巻き戻して撮ったので、一部二重露光になりました。

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Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

Kiev + Jupiter-8 50mm F2

撮影結果

撮影結果は光線漏れもなく見事合格でした!
もう一台のKiev 4m はどこから漏れているのかどうやっても突き止められない謎の光線漏れがありましたので、、、

 

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ところが、、、

距離計とレンジファインダーのピントが異なることに途中で気づきました。

要はピンずれ、、、

友達に直し方をレクチャーしてもらい組みなおして戻すとき。

パキッ、、、

割れました、、、これは泣いた。

 

事故当日の日記

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でも、友達が、涙をお拭きと予備のガラスくれました。

なにからなにまでありがたや。

 

これで完璧と、気分上々でシャッター切っていたら、、、またピントずれている、、、

どうやらレンジファインダーの油が古くなって粘っているみたい。

お手上げだ!!!とこぼしたら、友達が直してやると引き取ってくれました。

そんなわけで入院中です。

 

ドックから帰還したら、再度フィルム通して遊んでみようと思います。

 

 

Kodak カラーネガティブフィルム Gold200 36枚 (6033997)

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フィルムカメラであそぼう!Return of the Canon Autoboy AF35M 初代の逆襲【機材レビュー】

Canon Autoboy 初代

Canon Autoboy 初代

前回失敗のリベンジ

前回はちゃんと撮れたか不安になって巻き戻して最初から撮り直したら、見事に二重露光になってしまったというオチでした、、、

 

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さて、今回はちゃんと撮れているでしょうか?

 

今回詰めたのはおなじみKodak Gold 200 です!

 

オートボーイ AF35M 作例

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

Canon Autoboy

結果発表、、、

残念!100点ではない。

何枚かに1枚、自動巻き上げが引っかかるんですよね。

それでもシャッターはちゃんと切れているっぽいので撮影には影響ないのかもしれません。

このカメラだと、多分 ISO400ぐらいのフィルム入れたほうが性格にあってそうですね。

あと、コンデンサーが多分ダメなんだと思いますけど、ストロボチャージがめちゃんこ遅いです、、、(40秒ぐらい待つ)

シャッター切ったけどストロボ焚かれないってこともありました。

Canon AF35M ストロボ

Canon AF35M ストロボ

 

前の記事にも書きましたが、Canonのレンズってこういう写りしますよね!

これ、Canon F-1 で撮った FD 50mm F1.4 と色の感じが似てます。

濃すぎずニュートラルな感じ。

線も太過ぎなくていいですね。

 

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オートボーイ今回も楽しめました。

 

今回も現像は、カメラのみなみやさんにお願いしました!

 

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フィルムカメラであそぼう!Return of the Canon EOS-7 セブンの逆襲【機材レビュー】

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8 II

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8 II

前回はマウントアダプターで撮影して惨敗でしたが、、、

Caonon EOS-7 2ndロールです。

前回は、CZ Planar をマウントアダプターを介して使いましたが、露出不良が多くフィルムの半分くらいを失敗ショットで失いました。

 

 

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今回は、EF 50mm F1.8 II 純正レンズを用いてリベンジです。

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8 II

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8 II

 

Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 II フルサイズ対応

Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 II フルサイズ対応

  • メディア: エレクトロニクス
 

 

フィルムはKodak GOLD 200 です。

 

 

EOS-7 + EF 50mm F1.8 II 作例

多くのカットが絞り優先でF2.8ぐらいに絞って撮影してます。

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

結果は、、、

残念!!!壊れてますねこれは。

うまく撮れてるカットもありますが、超アンダーに撮れちゃうことが度々あります。

 

こんなんとか

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

こんなの、、、

Canon EOS-7 + EF 50mm F1.8

測光のプログラムが壊れているのか、シャッターに異常があるのかどっちかですね、、、

折角買ったけどお蔵入りのカメラになりそうです。

ジャンク扱いで売ろうかな!?

フルオートのカメラは α9xi もあるし、Nikon F4 もあるので。

 

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今回もカメラのみなみやさんで現像してもらいました!

こんなお安く現像+スキャンしてくれるお店がなかったらフィルムカメラ再開してないと思います。

 

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Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 II フルサイズ対応

Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 II フルサイズ対応

  • メディア: エレクトロニクス
 

 

フィルムカメラであそうぼう!more speed Nikon FE2【機材レビュー】

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

頂きもので御座います!

心優しき先輩が、君はカメラ好きなのか、なら僕の使ってないカメラあげるよ、がっははははは、とポンとくれました。

ありがたや!

Nikon FE2 どんなカメラ?

この時代の花形は もちろん Nikon F3 なんですが、FE2はスペック的にF3を完全に下剋上しちゃってる名機です。

名機 FE の血統を引くもの。

特徴は、1/4000sec のシャッターが搭載されていることです。

この時代の技術の粋を集め、夢の高速シャッターを実現してます。

ニコン F3 は 1/2000sec までですものね、、、

使いやすい絞り優先AE機です。

重量もF3よりも軽量で、プロカメラマンのサブ機としても活躍しました。

 

見た目は、完全にNikon Df の元ネタになるものですね。

シンプルで飽きの来ないデザインです。

 

Nikon デジタル一眼レフカメラ Df ブラックDFBK

Nikon デジタル一眼レフカメラ Df ブラックDFBK

  • 発売日: 2013/11/28
  • メディア: Camera
 

 

Nikon FE2

Nikon FE2

今回のレンズは Ai micro-Nikkor 55mm F2.8 です

 超お気に入りの名玉です。

絞り解放からキレッキレのシャープで撮れますし、マクロレンズなので寄れます。

万能に使えるので、50mm F1.4 よりも好んで使うという人は少なくないと思います。

玉が奥まっているので、僕はフードなしでガンガン使ってます。

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

フィルムはKodak GOLD 200

 

 

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8 作例

記憶では全カット絞り開放で撮ってます。

開放からキレキレですね!

やっぱこのレンズは凄いですね。

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon FE2 + Ai micro Nikkor 55mm F2.8

まとめ

熟成のMF絞り優先AE機ですね。

Nikonもこれより後になると毛色が変わってくる印象です。

良くも悪くもMINOLTAショックの影響が出てくる。

ニコンらしいニコンの最後の方のカメラと言っていいかも知れません。

シャッターフィールも最高です。

そして、この時代のNikonのカメラって、ジャンクであっても決定的に壊れている個体少ないんですよね。

どんなぼろいジャンクを手に取ってもモルトを修理しちゃうと使えちゃうみたいなのが多い印象です。

デジカメシーラカンスな Df もこちらのデザインをモチーフに持ってくるぐらいだから、だけが見ても美しいデザインである証左ですね。

 

良いカメラなので、機会あれば使ってみてください。

 

 Ai Nikkor 50mm F1.4 で撮った写真はこちらです。

camera.richardh.work

今回もカメラのみなみやさんで現像してもらいました!

こんなお安く現像+スキャンしてくれるお店がなかったらフィルムカメラ再開してないと思います。

 

camera.richardh.work

 

 

 

 

 

 

 

 

マウントアダプターあそび!Canon 50mm F1.2 L39【作例集】

Canon 50mm F1.2 L39

 購入経緯

お友達ネットワークで、お安く譲っていただくという話が舞い込みました。

市場価格よりかなり安く手に入れることができ、ご縁に感謝です!

 

Canonレンジファインダー機を作っていた頃のハイスピードレンズです。

このレンズは曇りが出やすいとのことですが、本個体も若干曇りがあります。

 

さて、どんな写りでしょうか。

 

Canon 50mm F1.2 L39 作例

レンズの特徴を生かすべく、多くは絞り解放で撮影してます!

 

Canon 50mm F1.2 L + SONY α7RIII

Canon 50mm F1.2 L + SONY α7RIII

これは F2.8 ぐらいに絞ってあるとおもいました。

Canon 50mm F1.2 L + SONY α7RIII

F2.8

Canon 50mm F1.2 L + SONY α7RIII

Canon 50mm F1.2 L + SONY α7RIII

Canon 50mm F1.2 L + SONY α7RIII

逆光を入れてみました。曇りの影響が出てますね。

Canon 50mm F1.2 L + SONY α7RIII

Canon 50mm F1.2L + SONY α7RIII

Canon 50mm F1.2 L + SONY α7RIII

Canon 50mm F1.2L + SONY α7RIII

ボケは少しガチャつくところはありますね。

Canon 50mm F1.2L + SONY α7RIII

Canon 50mm F1.2L + SONY α7RIII

Canon 50mm F1.2L + SONY α7RIII

こういうトーンはオールドレンズらしくていいですね!

Canon 50mm F1.2L + SONY α7RIII

Canon 50mm F1.2L + SONY α7RIII

Canon 50mm F1.2L + SONY α7RIII

Canon 50mm F1.2L + SONY α7RIII

Canon 50mm F1.2L + SONY α7RIII

Canon 50mm F1.2L + SONY α7RIII

外観

キャノンの比較的新しい時代のおなじみのゼブラ柄です。

オールドレンズに含まれるんでしょうけども、モダンなデザインです。

 

Canon 50mm F1.2 L39

Canon 50mm F1.2 L39

絞り羽根は星形になります。

Canon 50mm F1.2 L39

イカに付けてみた

バルナックにはデカすぎますね!

ファインダーも半分隠れてしまう、、、

Canon 50mm F1.2 L39

 M3にはめちゃくちゃ似合いますね!

今度この組み合わせで撮ってみたい。

Canon 50mm F1.2 L39

まとめ

このスペックでありながら、ライカのハイスピードレンズよりもずっとずっと安い価格で購入できるのは魅力的です!

 

開放では、ふわふわした収差がまとわりつく感じですが、芯は結構シャープだったりします。

それが、なんとも味わいになってなかなかいいですね。

手持ちのレンズで、中華製、七工匠 7artisans 50mm F1.1 の比較ですが、Canonの方が癖が許容しやすいかも知れませんね。

Canonは開放ではふわつきますが、画面周辺も割としっかり写ってます。

 

七工匠は絞っても開けても周辺はほとんど解像しません!

中央だけ以上にシャープですけど。

 

Canonは絞ると普通に良く写ります。

オールマイティーに使うことができるレンズなので、バランスの良いハイスピードレンズを探している方には、オススメできます!

 

 七工匠 7artisans 50mm F1.1 の記事です!

camera.richardh.work

 

50mm F1.2つながりでこちらの記事もどうぞ。 

camera.richardh.work

 

 

ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7RM3 ボディ ILCE-7RM3

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  • 発売日: 2017/11/25
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

使って分かった FUJIFILM X-Pro1 はレンジファインダー機のオマージュだ!【作例など】

FUJIFILM X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

FUJIFILM X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Proや X100シリーズ は写真機の正常進化とは別の文脈にある

やっと宿題となっていた、購入したカメラやレンズ達の試し撮りが終了して、今はゆっくりとX-Pro1を楽しんでいる。

このカメラ使ってみると、つくづくレンジファインダーのテイストを楽しむカメラなのだなと実感する。

僕の場合、X-Pro1を通して逆にライカの真の使い方を学んだ気がする。

イカってたたずまいがかっこいいし、シャッターや巻き上げのフィールが良くて、そういうところが確かにいいけれど、ピントは一眼レフみたいに簡単に合わせられないし、寄れないし、やっぱり一眼レフの方が便利じゃないの?と思っていました。

 

そもそも、カメラの歴史を、距離目測→レンジファインダー→一眼レフ→ミラーレス と捉えていて、一眼レフはレンジファインダーの進化系みたいな思いがありました。

でもそれは一つの見方に過ぎないなと、このカメラに出会ってからは思っています。

 

多分去年までの僕なら、X-Pro シリーズやX100シリーズの OVF 、EVF切り替え機構を、面白くはあるけど、結局はEVFでしか撮らないよね、だってピントがわからないし不便、と思っていたでしょうね。

 

それは、僕がレンジファインダー機をあまり使う人ではなかったのでそういう発想になっていると気づかされ。

 

つまり、X-ProシリーズやX100シリーズはレンジファインダー機の延長にあり、ミラーレス+レンジファインダーのハイブリッドという意味合いをもたせて設計しているのです。

ピントを合わせるためのレンジファインダーは備えていないものの、レンジファインダーのオマージュとして設計者は意図しているのだと思います。

 

この文脈を理解しないと、見た目がオシャレでかわいいけど、なんか使いにくいカメラだよねという評価になってしまう気がします。

 

目測ピントなんて4つしかない

目測ピントでスナップショットするようになって、レンジファインダー機の楽しさの神髄は目測ピントでの撮影なんだなと感じるようになりました。

 

そして、ピントは基本4つしかないとおもいます。

∞、5m 、3m 、1.5m たったそれだけ。

そして迷ったら絞って5mですね!

そうすれば大体なんとなくピントが合った写真になります。

 

昔のMFコンパクトカメラは大胆にも、山、人間3人、人間1人の3つのピントしかありません。

それでもちゃんと写真が撮れるのだから、細かいことを言わなけばピントなんてその程度のものなのです。

7artisans 35mm F1.2 目測ピント目盛り

目測ピント目盛り

この手のカメラはガチピンでなんか撮れなくていいんです。

街の空気が写ったらそれでいい。

ファインダーで覗いたとおりの写真が撮れちゃう一眼レフやミラーレス機では心理的にピントを合わせてしまうんですよね。

イカやX-Proのファインダーはただの窓です。

故に肉眼で観たままの画が目に入ってきます。

目に撮りたい景色が飛び込んできたらすかさずシャッターを押せばいいのです。

そこに心理的なタイムラグは存在しません。

それが、現代までライカが作り続けられ、愛されている理由なのだとこの歳でようやく知りました。

そして五感を頼りに良い写真が撮れてしまったときに、レンジファインダー使いは喜びを感じるのだなと、体験して理解しました。

 

七工匠 7artisans 35mm F1.2 なら、よりレンジファインダーのテイストを楽しめる 

そして、よりレンジファインダーのテイストを楽しむのにお勧めなのが、中国製のMFレンズです。

特に、この7artisans 35mm F1.2 は、距離計も大体正確で、XマウントのネイティブMFレンズとして楽しむことができます。

絞り解放と、絞った時と出てくる画が全然違うし、フレアとかが容易にでるのでオールドレンズのテイストも楽しむことができます。

 

 

七工匠 7artisans 35mm F1.2

七工匠 7artisans 35mm F1.2

X-Proシリーズは、撮影行為の思い出を残すカメラ

このカメラで撮った写真、ピンボケや手振れはそれもまた味わいであり、思い出であり、楽しさなのです。

 

X-Pro3 が発売されたとき、お店で触りましたが、こんな手振れ補正もない、凄いAFを備えている訳でもないカメラがなんでこんなに高価なの?意味わからないと思ってました。

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FUJIFILMは高性能路線で、X-T4というカメラを用意しています。

こちらはあくまでカメラとしての性能を突きつめたカメラです。

ピント精度が、AF速度がと、綺麗な写真を撮ることを追求したユーザーに向けた商品です。

 

同じ評価軸でX-ProやX100シリーズを評価すると、性能の劣ったカメラという評価になりがちです。

 

美しさを目で味わうためのOVF

今年はOVFを再考する1年になりました。

再考するまで、どっぷりEVF派で、OVFに頑なにこだわるユーザーの事を心のなかでバカにする気持ちすらありました。

露出やホワイトバランス、被写界深度、出来上がる写真をプレビューしながらシャッターが押せるEVFは写真機としての正常進化だよねという思いがありました。

 

考えを見直すきっかけは、CONTAX 139QUARTZ + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T* を使ったときです。

何気にファインダーをのぞいた時、肉眼で観るより美しいその世界に感動しました。

そして、夏にはフィルムカメラ専門店の店長さんのお話を聞いて、レンジファインダーのすばらしさに目覚めてしまいました。

 

Nikon F4Nikon D4 、FUJIFILM X-Pro1 とOVF機を立て続けに購入。

これまでカメラは 性能 / 価格 のコスパで選ぶ傾向がありましたが、感性で選ぶという楽しみ方を覚えた年になりました。

そういえばフィルムカメラを再開した年でもありましたね。

 

カメラ道楽はかれこれ十数年になりますけど、時の経過とともに考え方も変わるもんですね。

FUJIFILM X-Pro1 作例

作例の殆どは目測ピントで撮ってます。

レンズはすべて 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1+7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1+7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1+7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1+7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

Fujifilm X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2

 

まとめ

FUJIFILM X-Pro1 は根強いファンがいるので、中古価格も安定してますね。

もう何年も今の価格から落ちないので、売る時も買った値段で売れそうです。

遊べる資産として手に入れてみるのも悪くないと思います。

第一世代のFUJIFILMは、レスポンスが遅かったり、AFがもたついたりしますが、MFレンズをつけて撮ればネガティブな部分が結構薄まって使えます。

楽しいカメラなので機会あれば是非手に入れてみてください。

 

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Nikon Z5 が欲しくなる 3つのポイント

Nikon Z5 ボディー

どこまでも限りなく降りつもる雪とあなたへの想い

ここ3日位ニコンZ5が欲しい病に取り付かれています。

その理由を綴っていきたいと思います。

EVFが美し過ぎる

Z5を欲しい理由の半分ぐらいを占めます。

Z6を触った時その美しいファインダーには、SONYユーザーの僕も素直にうらやましいと思いました。

Z5 は上位機種と比べ変わらないファインダー性能だと聞いてお店で試してみた。

明るいレンズで試させてもらったけど、びっくりする位ファインダーがよかった!

ほとんど光学ファインダーを覗いているよう。

SONY α7RIIIのファインダーは機能としては別に問題はないんですけど、美しくて感動するとかそういうものではないですね。

アダプターを介してオールドレンズで遊ぶときにこの光学ファインダーに迫るEVFはとても魅力的に感じます。

Nikon Z5 エントリーモデルと言う位置づけでありながらこの部分が手抜きなしと言うのは、他社のミラーレスカメラとは異なる部分です。

 

Nikon Z5 back

メディアがSDカード

僕にとってダブルスロットがシングルスロットかはそれほど問題ではありません。

今使ってる、ダブルスロットのSONY α7RIII もSDカード1枚しかさしてません!

連射をしたり動画を撮ったりするならばXQDと言うメディアもあり何でしょうけど、僕の使い方だとSDカードで充分ですね。

ハイスペックなSDカードでもお安く買えます。

 

 

グリップが握りやすい

グリップがすごく握りやすいです。D750あたりからニコンはグリップのデザインにすごく気をつかっていると思います。

α7RIIIはそこが全然駄目です!
グリップエクステンションみたいなパーツをつけてやっと使用に耐える感じです。

そしてこのパーツをつけるとボディー自体が結構重くなるのでなんだかなぁとは思っています。

 

Nikon Z5 はなにもつけなくても持ちやすく小さくて素晴らしいですね。

価格が安い!

Z5どうなっているのか、13万円台の中古をちらほら見ました。

最新フルサイズ機ですよ?!

爆安じゃないですか。

あれ、欲しいかもと意識したのは価格も理由にあります。

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Nikon ミラーレス一眼カメラ Z5 ボディ ブラック

Nikon ミラーレス一眼カメラ Z5 ボディ ブラック

  • 発売日: 2020/08/28
  • メディア: Camera
 

 

Leica M マウントアダプターが出ている

ヘリコイド付きアダプターが売っていれば手持ちのレンズ資産が問題なく使えます。

Z5が欲しい理由の半分はオールドレンズで遊びたいのが理由にあるので、これが出てるか出てないかは重要なんです。

 

Zレンズを使ってみたい

Z 50mm F1.8S

みんな大絶賛してるんですよね。

まあ、絶対いいですよね、Nikonフランジバックという制約から解放されてミラーレス用にゼロから設計したんだから。

 

Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 50mm f/1.8S Zマウント フルサイズ対応 Sライン

Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 50mm f/1.8S Zマウント フルサイズ対応 Sライン

  • 発売日: 2018/12/07
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

Zグラファーが上げる Z 50mm F1.8S の写真がまた良いのですよね。

typeb27.hatenablog.com

bluelines.hatenablog.com

wonodas.hatenadiary.com

ハイレゾ(高画素)かナロー(低画素)か問題

いま、α7RIII という、4240万画素も解像度があるカメラを使ってます。

最新レンズを使って撮影した場合、その描写は圧巻です。

拡大しても細かな部分までつぶさに描写しており、現実を切り取ったという表現がぴったりです!

SONY α7RIII + Tamron 35mm F2.8 F053

 

ところが、オールドレンズで用いた場合は、レンズの解像がおいついてないので、このセンサー解像度はデーター資源の無駄じゃない?!みたいな思いが湧いてきます。

↓みたいな写真に高解像度絶対いらないですよね。

こんな写真でもデーター量だけはてんこ盛りにあるんです。

SONY α7RIII + Leitz Summitar 5cm F2

 

最近、OLYMPUS E-M1 、Nikon D4 、Panasonic LX100 を愛用してて、データーの軽さが結構気に入ってます。

描写も思ったほど不足ないんですよね。

 

そんな理由で、オールドレンズ母艦として Z5 が欲しくなっちゃいました。

 

Z5が良かったら、SONY → Nikon へ引っ越しすることすら考えてました。

でも、そうなったら自分の事ですから

 

  1. Z5気に入る。
  2. Z 50mm F1.8S を買う。
  3. 高解像度でこのレンズを試したくなる。
  4. Z7お買い上げ

 

この4ステップに進むような気もして怖いです、、、

というわけで、Z5買いました!

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というのはウソです!ごめんなさい、、、

買っちゃいましたというオチでこの記事を閉める予定でしたが、買い逃しました、、、泣き

 

ご縁がありませんでした、、、残念。

まとめ

3つとタイトルに書きながら勢いいっぱい書いちゃいましたw

Nikon Z5 はスチル撮影に限れば間違いなくコスパの高い良いカメラです。

といいますか、とんでもない下剋上機です。

上位機よりも価格がうんと安いにも関わらず、写真機としてどこが妥協されているのかと思ってしまいます。

2年前にこのカメラでてたらSONYの牙城に爪痕残したかもしれないと思わなくもないです。

オールドレンズ母艦としてどのカメラを選ぶかという話で良くあがるのは、SONY α7II、α7III 、Canon RP、Panasonic S1 、S5 、そして Nikon Z5、Z6 あたりでしょうか。

どうしても10万超えたくない人は α7II 一択でしょうけど、10万は超えてもいいなら Z5 が間違いなく満足度高いでしょう。

EVFが本当に優秀ですし、Nikonの起動から撮影までの機敏さを観ると、SONYのモタモタ感にイライラします。

Canon RPは軽くていいですけど、ファインダーとか手振れ補正がなかったり、、、

Panasonicもよさそうですけどね、やっぱりNikonはいいなと思うわけです。

多分ですけど、まだ価格下がるんじゃないですかね。

今あるカメラを楽しみつつ、次のチャンスを待ちたいと思います。

 

 

Nikon ミラーレス一眼カメラ Z5 ボディ ブラック

Nikon ミラーレス一眼カメラ Z5 ボディ ブラック

  • 発売日: 2020/08/28
  • メディア: Camera
 

 

 

Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 50mm f/1.8S Zマウント フルサイズ対応 Sライン

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  • 発売日: 2018/12/07
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

 

 

 

フィルムカメラであそぼう!It's automatic. Canon Autoboy AF35M - 失敗編【機材レビュー】

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It's automatic!

予備知識が全然ないです。

ジャスピンコニカとかのライバルになるんですかね?

カメラのAF化は一眼レフよりも先にコンパクトカメラから始まりました。

多分技術的に一眼レフの標準レンズ、50mm F1.4 の薄いピントを合焦させるようなAFを開発するのはものすごくハードル高かったんでしょうね。

コンパクトカメラならば、なるべく絞って撮るような制御入れて 山(無限遠)、人物集合(3m)、人物単体(1.5m)の三段階AFで制御すればそれっぽくピントが合うものができたんだと想像します。

プラスチック製のボディーで高級感はないですけど、この程度のものでも当時は高価なハイテクカメラだったんでしょう。

Canonのロゴも現在のと同じです。

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パトローネ室にフィルムを詰めてシャッターを2回ぐらい押すと撮影開始です。

新しい時代のカメラのように、フィルムカウント1のところまで自動で送ってくれたり、フィルムのコードを読んで自動で感度設定してくれるなんて便利機能はないです。

レンズの上の部分の感度ダイヤルをいじって詰め込んだフィルムと同じ感度を指定してやらないと正しく測光しません。

 

大村祐里子さんの本でも紹介されてて気になっているカメラでした。

探してはなかったんですけど、Autoboyいいなという話をしたら友達が使わないからあげるよと言って譲ってくれました。

ピカピカの極上品ですね!

大抵Autoboyのような大衆カメラは過酷な使い方をされており、ファインダーやレンズがめちゃくちゃ曇った状態のものが多いです。

 

頂いた個体は古い割にはかなり良いコンディションでした。

ただ、古い機種でスムーズな撮影とはいかなかったです。

そのあたりを後述します。

 

絶好調でしたけど、、、

空シャッター切ってるときは絶好調でした。

ところが、、、フィルムを詰めるとカウント10あたりから巻き上げが引っかかる、、、

シャッターボタンを何度か押してると再びシャッターが落ちて巻き上げてくれる。

そんな調子でごまかしごまかし撮影しておりましたが、シャッターカウント25で撮れちゃう、26で撮れちゃう、27、28、29、30とシャッターが切れる音と巻き上げる音。

もう巻き上げるフィルムがなくてカチッと止まってもよさそうなのに、、、

これはもう最初のセットで失敗したと考えるのが合理的。

巻き上げクランクがマニュアルならここがクルクル回ることで確認できるんだけどね、、、モーターだからわからない。

フィルムをシャッターカウント1のところまで巻き戻して再び同じフィルムを詰めました。

あとは現像後のお楽しみ!合格発表まちます、、、

 

結果不合格、、、作例です

 全カット2重露光で仕上がりました。

琵琶湖旅行の写真なんか結構いいの撮ったのにな、、、

仕方ないので今度リベンジします。

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

Canon Auto-boy

まとめ

本機はちょっと調子悪いところがありましたけど、正常に動いていたら結構使いやすいカメラだと思います。

38mmというのがいい塩梅の焦点距離です。

瞳AFまでできてしまう現在から見ちゃうと稚拙なAFですけど、昔はこれで十分に便利だったんじゃないでしょうか。

必要な操作といえばシャッターボタンを押すだけというのは写真撮影の敷居をかなり下げたと思われます。

家族の写真を残すのはパパの仕事!だったのが、ママでも簡単に写真撮れるって結構インパクトだったんじゃないでしょうかね。

 

上がった写真の雰囲気から想像するに、Canonらしい淡くてニュートラルな発色だと思います。

キャノンのレンズって一眼レフでもコンパクトでもこういう色出しますよね。

F-1で撮った時もこういう感じの色でした。

 

camera.richardh.work

 

今回は悔しい思いをしたので次回是非リベンジしたいと思います。

 

camera.richardh.work

 

 

フィルムカメラであそうぼう!これがリアルだから CONTAX RTS 初代【機材レビュー】

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新生CONTAX第一世代の旗艦

京セラヤシカによってよみがえった新生CONTAXフラグシップ機という以外ほとんど知識がありません。

こちらの記事を読むと、Canon F-1初代 、Nikon F2 と同年代のカメラなんですね。

そんな時代に絞り優先AEを備えた先鋭的な一眼レフだったようです。

 当時のライバル機を見ると一世代進んだ仕様ですね!

sunrise-camera.netR

 

RTSは Real Time Shutter の略で、名前の通りちょっとシャッターボタンに触れただけでシャッターが切れます。

撮りたいと思いボタンに触れたとたんにシャッターが切れるのですごく直感的な感じがします。

 

139Quartz がプラスチック製ボディーなのに対して、こちらは金属製です。

ポルシェデザインによるマッシブなデザインは男性的とも女性的ともいえない無駄をそぎ落としたいかにもドイツらしいデザインです。

Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T* と組み合わせるとめちゃくちゃかっこいいですね。

布幕シャッターを採用してあり、オノマトペで表現すると、シュポンという小気味良いシャッター音です。

フィルムの巻き上げもとてもシルキーで高級感があります。

使用する人のフィーリングを大事に設計されているのが伝わります。

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購入経緯

久しぶりに火が付いたフィルムカメラ遊び。

数年ぶりに引っ張りだした CONTAX 139Quartzを使っていると、途中でシャッターが切れなくなりお陀仏致しました。

 

camera.richardh.work

139Quartz + Planar の組み合わせで覗く光学ファインダーの美しさに完全に魅せられちゃいました。

CONTAXはボトムモデルの 139Quartz にも妥協のない高品質なプリズムを使っています)

 

その感覚が忘れられず、CONTAXほしいほしい、でも高くて買えないよーと毎日星に願っていたら、コメ兵で激安特価のCONTAX RTS に出会ってしまいました。

願えば叶う、神様にありがとう!

 

モルトがボロボロなのは当たり前ですけど、1/250secのシャッターだけなぜか使えません。

ただ、絞り優先AEにすると全く問題なく動きます。

あと、ファインダーの中にカビがいるのに今回使っていて気が付いたのでいつか分解清掃してみたいです。

 

それでもCONTAXフラグシップ機をこんなラッキープライスで買えたのだから何も文句ないです。

 

モルトを毛糸とフェルトを使って修理してとりあえず撮影可能な状態にしました。

作例です!

 F1.4 ~ F2.8 で撮ってます。

このPlanarはフィルムで使ってもデジタルで使っても素晴らしい写りをしますね。

一眼レフ機で使うとピント合わせが難しく、絞り開放はゆるくソフトフォーカスみたいだなと感じますけど、これがミラーレスでバチピンあわせて撮ると、ピント面のキレキレシャープにおしっこちびります。

ヤシコンPlanarの記事は実は書いたことないので、また時間あればミラーレス機でいろいろ撮って作例載せたいです。

 

昨日チェックして気が付きましたが、右半分が片ボケしてますね、、、

レンズがおかしくなったのか、みなみやさんのスキャンがまずかったのか、ボディーに問題あるのか、、、

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

色が濃い!F2.8まで絞るとめちゃんこシャープですね。

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

この写真なんかは本当凄いですね!

Planar てヤバイレンズだって思いました。

ピント面の切れといい、ボケのクリーミーさといい、色の濃さとか立体感。

CONTAX RTS + Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T*

まとめ

 やばいよ、やばいよ、これがリアルだから!

出川さんのような感想が漏れます。

使い心地も素晴らしい。シルキーな巻き上げ、明るいファインダー、レスポンスの良いシャッター。

CONTAX Planarで撮った写真をみるともう一度、やばいよやばいよと言ってしまいます。

流石は名機ですね。

故障はしてますけど、名機RTSが体験できてすごく良かったです。

神様にありがとう!

 

CONTAX Carl Zeiss PlanarT* 50mm F1.4
 

 

 

今回もカメラのみなみやさんに現像お世話になりました。

camera.richardh.work

 

フィルムカメラであそぼう!極上の光学ファインダー Nikon F4S 【機材レビュー】

Nikon F4

こいつはファンタスティックフォーだ!

 Nikonフラグシップ機は、奇数機が名機だという意見を耳にすることがあります。

Nikon FNikon F3、Nikon F5。

確かに、その時代における存在感という意味では間違っていません。

僕も長らくそんな意見を真に受けていて、Nikon F4 という機種には全然興味がわきませんでした。

ボディーがプラスチック製というのも興味を遠ざける原因でした。

使ってみるとこれがなかなか素晴らしく、存在感薄く取り扱われているのが勿体ないと感じました。

(中古の市場価格も割と安い)

その光学ファインダーは素晴らしい!

なぜ、F4に興味を持ったかというと、F4の光学ファインダーは極上という話を聞いたからです。

長らく遠ざかっていたフィルムカメラでの撮影に今年カムバック。

久々に使った CONTAX 139Quartz + Planar 50mm の組み合わせによる光学ファインダーの美しさにすっかり魅せられてしまいました。

camera.richardh.work

 

ほかにどんなカメラのファインダーが美しいのだろうと調べてみると、一つはSONY α900 、もう一つに Nikon F4が挙げられておりました。

 

お店で触ってみると、噂通りの美しさ。

おやじ、包んでくれ! へい、まいどあり! そんな調子で即お持ち帰り。

 

Nikon F4Sどんなカメラ?

 一言でいえば、鈍器です(笑)

自分の持っているのは、F4Sでバッテリーグリップ付きなので、単3 6本で駆動します。

故に、135 フィルムカメラの常識を覆す重さです。

思えばこの時代あたりから、135 フィルムカメラは機動性というのにあまり頓着しなくなったのかも知れないです。

 

操作系は、F3 と F5 のまさに間という感じがします。

巻き上げレバーがなくなって、AF、絞り優先AEシャッタースピード優先AE備えているけれど、シャッタースピードダイヤルとかはMF時代のカメラの操作系を残しています。

Nikon F4

F5になると、現代の一眼レフとほぼ同じ2ダイヤルの操作系です。

 

外装はプラスチックですが全然安っぽくないです。

ちょっとぶつけたぐらいではびくともしなさそうです。

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光学ファインダーはまさに極上です。

ピントの山がつかみやすいだけではなく、ファインダー越しに見る景色そのものが抜群に美しいのです。

Nikon F4 は、ライバル Canon EOS にAF性能は後塵を拝していたことから、AFもできる極上のMF機という嫌味があったと聞きます。

使ってみるとその嫌味の意味も腑に落ちるものがあります。

 

シャッターフィールはオノマトペで表すとシュキーーー!です。

これがなかなか気持ち良いものがあります。

Nikon F4S 作例

 レンズは Ai Nikkor 50mm F1.4 を使用してます。

フィルムは Kodak GOLD 100 です。

 

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

このレンズ、フィルムで使ったほうがシャープ感と立体感がありますね。

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

瑞々しい。

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

Nikon F4S + Ai Nikkor 50mm F1.4 + Kodak GOLD 100

まとめ

食わず嫌いでした。

こんなに良いものだと思いませんでした。

素晴らしいですね!F3、F5と見比べてしまうと確かに発展途上感はあり人気がイマイチなのも理解できますが、これはこれで旗艦として恥ずかしくない造りをしています。

中古の市場価格も他のNikon 旗艦と比べて大分買いやすいです。

プレビュー鳴きとかの不具合抱えている個体であれば1万円切るものに出会えることも珍しくないです。

 

皆さんも是非探してみてください!

 

後日談として、このカメラのおかげで、D810のファインダーに不満を感じるようになって、D4への買い替えに繋がってしまいました。

 

そのあたりのお話はこちら↓

 

camera.richardh.work

camera.richardh.work

 

今回もカメラのみなみやさんにお世話になりました!

camera.richardh.work

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