おじいちゃんのライカ
これ、おじいちゃんの遺品なんです。
家族も自分も全然カメラに全く興味なく、雑に押し入れに保管されていた。
後に、カメラに興味を持ち、そういえば実家にフィルムカメラ沢山入った箱あったなとごそごそ漁った。
古そうなカメラ、、、とトッププレートをみると Leica ラ、イカ? ライカ!!!
これライカじゃん。
あとで調べてバルナックライカというタイプのライカだと知りました。
ライカIII C はどんなカメラ?
現在、フルサイズと呼ばれているフォーマット。
すべてはこのバルナックライカから始まりました。
携帯小型を設計思想に開発され、映画用の35mmロールフィルムを転用。
少しでも高画質にするために、映画用のフォーマットを2倍にしたのがライカフォーマットです。
今でいうところの、1インチとかフォーサーズとかのポジションですね。
小さいフォーマットだったので低画質の素人の使うカメラみたいな悪口も出始めた頃にはあったそうです。
ありものを転用して作られたフォーマット。
これが、21世紀になっても現役規格として生き残り、しかも今はラージフォーマット扱いと設計者のオスカー・バルナックさんが聞いたら、ビックリ仰天するでしょう。
どこをとっても肉厚で剛性が高いです。そしてコンパクトで手になじみます。
カッチ!というシャッター音が気持ちよいです。
僕のバルナックは落としちゃって底蓋がへこんじゃってます、、、
ちょっと難しいフィルム装填。
こういうスプールに巻き付けます。
装填はフィルムをカットする方法が正式なやり方です。
他にも薄いカードを使う方法とかいろいろ流儀があります。
レンズはElmar 5cm F3.5
バルナックライカと言えばこのレンズですね。
このレンズが一番似合うと思ってます。
F3.5とスペックは地味ですけど、撮ってみると立体感とかシャープとか凄いです!
よかったらマウントアダプターで遊んだこちらもご覧ください。
デジタルで使ってもいい感じ。
ファーストロールはやっぱりKodakGold 100
作例です!
ビューファインダーは目安ですかね?
見切れちゃったカットが何枚かありました。
近接程見切れる印象です。
まとめ
一度は触れたいカメラ。
一般的にはライカと言ったらM型でしょうけど、通は、いやいやバルナックこそライカでしょっ、と言います。
元祖コンパクトカメラですからね。
値段もピンからキリまであるのでM型と比べたらずっと買いやすいので是非是非中古で見つけて買ってみてくださいね。
3万円台からあると思います。
おススメはこのC型よりもF型ですね。
F型のフィールはC型よりももっと洗練されてM型に近い感じです。
昔、F型の買いやすい奴あったんですけどその時お金なくて、C型あるからいっか、、、と見送りましたけど今思えば買っておけばよかったです。
久々フィルムに復帰できたのは こちらのお店のお陰です。