実家の押し入れで発掘した
実家の片付けをしていた時に発見しました。
ホコリかぶって汚い状態だったので、拭いてやったら綺麗になりました。
なぜだか距離計連動パーツが欠品していて、ライカでは使えませんが、ミラーレス機では遊べますね。
早速作例から行きましょう!
レンズの味を楽しむ為、殆どのカットを絞り開放で撮りました。
これ結構気に入ってるカットです。
周辺光量は落ちるというよりイメージサークルギリギリなのかも。
意外と解像力あるように感じさせる。
ボケはとろけるような、クリーミーなという感じではない。
逆光で虹のフレアも観る事ができます。
グルグルボケも楽しめます。
朽ち果てた被写体と相性がいいかもしれない。
F5.6 豪華な20枚羽絞りのおかげで絞ってもカクカクの形になりません!
Canon Serenar 85mm F1.9
1951年デビューのレンズです。
鏡筒がオール真鍮製らしく、見た目以上に重たいです。
Leica M39 スクリューマウント。
Canon製のLマウントカメラ用レンズ。
いわゆるコピーライカというやつですね。
勿論同じマウント規格なのでライカに装着できます。
バルナック Leica 3C につけてもおしゃれですねー。
それで、驚くべきは絞りばねが20枚のゴージャスな作り。
絞ってもボケの形がカクカクになったりしません。
コーティングは青っぽい色のがシングルコートされています。
造りの良い鏡筒
まとめ
オークションサイトを観てみましたが2万円前後が相場。
作りが滅茶苦茶良いです。
このあと、Serenar名がなくなったシリーズはアルミ鏡筒で高級感は少し落ちます。
写りに関しては、このレンズにしかない強烈な個性は特にないです。
ですが、オールドレンズのそれらしい写りはしっかり楽しめます。
なにより、この造りの良さと見た目の良さで使っているだけでテンション上がる。