新生CONTAX第一世代の旗艦
京セラヤシカによってよみがえった新生CONTAXのフラグシップ機という以外ほとんど知識がありません。
こちらの記事を読むと、Canon F-1初代 、Nikon F2 と同年代のカメラなんですね。
そんな時代に絞り優先AEを備えた先鋭的な一眼レフだったようです。
当時のライバル機を見ると一世代進んだ仕様ですね!
RTSは Real Time Shutter の略で、名前の通りちょっとシャッターボタンに触れただけでシャッターが切れます。
撮りたいと思いボタンに触れたとたんにシャッターが切れるのですごく直感的な感じがします。
139Quartz がプラスチック製ボディーなのに対して、こちらは金属製です。
ポルシェデザインによるマッシブなデザインは男性的とも女性的ともいえない無駄をそぎ落としたいかにもドイツらしいデザインです。
Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T* と組み合わせるとめちゃくちゃかっこいいですね。
布幕シャッターを採用してあり、オノマトペで表現すると、シュポンという小気味良いシャッター音です。
フィルムの巻き上げもとてもシルキーで高級感があります。
使用する人のフィーリングを大事に設計されているのが伝わります。
購入経緯
久しぶりに火が付いたフィルムカメラ遊び。
数年ぶりに引っ張りだした CONTAX 139Quartzを使っていると、途中でシャッターが切れなくなりお陀仏致しました。
139Quartz + Planar の組み合わせで覗く光学ファインダーの美しさに完全に魅せられちゃいました。
(CONTAXはボトムモデルの 139Quartz にも妥協のない高品質なプリズムを使っています)
その感覚が忘れられず、CONTAXほしいほしい、でも高くて買えないよーと毎日星に願っていたら、コメ兵で激安特価のCONTAX RTS に出会ってしまいました。
願えば叶う、神様にありがとう!
モルトがボロボロなのは当たり前ですけど、1/250secのシャッターだけなぜか使えません。
ただ、絞り優先AEにすると全く問題なく動きます。
あと、ファインダーの中にカビがいるのに今回使っていて気が付いたのでいつか分解清掃してみたいです。
それでもCONTAXフラグシップ機をこんなラッキープライスで買えたのだから何も文句ないです。
モルトを毛糸とフェルトを使って修理してとりあえず撮影可能な状態にしました。
作例です!
F1.4 ~ F2.8 で撮ってます。
このPlanarはフィルムで使ってもデジタルで使っても素晴らしい写りをしますね。
一眼レフ機で使うとピント合わせが難しく、絞り開放はゆるくソフトフォーカスみたいだなと感じますけど、これがミラーレスでバチピンあわせて撮ると、ピント面のキレキレシャープにおしっこちびります。
ヤシコンPlanarの記事は実は書いたことないので、また時間あればミラーレス機でいろいろ撮って作例載せたいです。
昨日チェックして気が付きましたが、右半分が片ボケしてますね、、、
レンズがおかしくなったのか、みなみやさんのスキャンがまずかったのか、ボディーに問題あるのか、、、
色が濃い!F2.8まで絞るとめちゃんこシャープですね。
この写真なんかは本当凄いですね!
Planar てヤバイレンズだって思いました。
ピント面の切れといい、ボケのクリーミーさといい、色の濃さとか立体感。
まとめ
やばいよ、やばいよ、これがリアルだから!
出川さんのような感想が漏れます。
使い心地も素晴らしい。シルキーな巻き上げ、明るいファインダー、レスポンスの良いシャッター。
CONTAX Planarで撮った写真をみるともう一度、やばいよやばいよと言ってしまいます。
流石は名機ですね。
故障はしてますけど、名機RTSが体験できてすごく良かったです。
神様にありがとう!
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今回もカメラのみなみやさんに現像お世話になりました。
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