元祖ハイスピードレンズ、Carl Zeiss Sonnar です。
当時超高性能ハイスピードレンズ。
暗いところでもシャッタースピードが稼げる。
後に各社がこのレンズデザインを参考にハイスピードレンズの開発に乗り出すのであった。
今回はこのレンズ使ってみる?と友達から行為で借り受けました。
敷居の高いContax RFマウント
このレンズ、レンジファインダー機のContaxの標準レンズです。
ところがこのContax RFマウント構造に他のレンズと異なるクセがあるのです。
レンズにヘリコイド機構を持っていません。
そのため、マウント側にヘリコイド機構を持っている必要があるため他のマウントアダプターよりもどうしても複雑機構になります。
そのため、Contax RF マウントのマウントアダプターというのはどうしても高価になり数万円してきます。
Contax RF マウントのレンズは名玉がそろっているのですが、マウントアダプターが高価な為、アダプター遊びの中では少し敷居が高くなっています。
一度マウントアダプターさえ手に入れてしまえば、Nikon S マウントのレンズも使えますし、Contax コピーの Kievのレンズ群も使用できます。
これらは、同じL39マウントと同じレンズデザインでありながらずっと安く買えるパターンもありそういう意味でお得な側面もあるのです。
作例
まとめ
オールドレンズで、グルグルボケ、パープルフリンジ、周辺像流れなど色々ありますが、中央は開放からパリッと開放からシャープ。
凄いですね!
F1.5というFナンバーはいまでは特別凄くはないですけれど、当時はびっくりするぐらいのスーパースペックだったはずです。
そんな古のロマンを手軽に楽しめるのってなかなか幸せですね。
Contax RF マウントのアダプターを探す時は Contax RF → Leica M というものを探して買う事をお勧めします。
これをすることにより、SONY Nikon Canon とマウントを跨いでも、Leica M マウントがブリッジになることで買いなおししなくても済みます。
みなさんも見つけて手に入れて楽しんでみて下さいね。
CosinaからもSonnarのレンズデザインでコーティングを現代的に施した新品のものが買う事が出来ます。