Arsenal の Jupiter-8 を手に入れた
またまた、オールドレンズを手に入れた。
Contaxの東側のコピー Kiev用の標準レンズ Jupiter-8。
Jupiter-8 とは?
ロシアンレンズというか
ソビエトレンズというか、おススメどれですか?と聞かれたときに上位に挙がってくるのがこのレンズ。
詳しい歴史は各所で書かれていてなかなか面白い。
昔よく、拝読させて頂いていた、Xylocopalさんのブログが良く書かれている。
← 最近は活動されていないのであろうか?ブログも閉じられているのかな?
xylocopal2.exblog.jp
こちらも良く覗かせて頂いている、
M42 Spiral さんのブログ。
ここにも、詳しい年代やバージョンが書かれているので覗いてみて下さい。
spiral-m42.blogspot.com
案外由緒ある血統なんです。
Xylocopalさんのブログでも触れられているが、名古屋のカメラ用品店の店主、中村 陸雄さんがロシア
カメラ店を営業されていた頃に書かれた著書、
ソビエトカメラ党宣言にもこう記されていた。
なかなか難しい個体だが、KIEVのジュピターレンズは他のものよりひと味違っているので、使ってみる価値はあると思う。私の経験したジュピターの順序から言うと、
2. KMZ(Zorki)のジュピター
5. リトカレノのジュピター
6. カザン(もしかしてザゴルスクか?)のジュピター(M42)
3.と4.がないのは書き忘れたわけではない、それだけ開きがあるということである。6.ぐらいになると、KIEVのものと比べてしまうと、「これが果たしてジュピターか?」と首を傾げてしまいたくなるものである。
引用元:ソビエトカメラ党宣言より
本レンズはこの Arsenal 製の Jupiter-8
海外サイトではここにも詳しいまとめがあるの見つけた。
www.sovietcams.com
作例とレビュー
さて、どんなもんか早速試写。
レンズの味わいを生かすべく、すべて絞り開放で!
パリッパリとかでは決してないが、芯があってちゃんと解像している。滲み具合がオールドレンズの味わい!
極東の地にて、名古屋名物、
味噌煮込みうどんを見せられるJupiter-8氏
発色は案外いい!
等倍すると、滲みながらも結構シャープに写る。
流石に周辺は期待しちゃいけないね、、、
ボケは、不快な感じではない。
滲みがいい感じ
逆光入れると盛大に虹のフレアが楽しめる。
まとめ
このレンズのらしさみたいなのはありますね!
逆行を入れると虹がでたり印象的な画が出たりします。
遊びとしては敷居の高いレンズです。
手軽なのが欲しかったら、KMZのラ
イカスクリューマウントのJpuiter-8をお勧めします。
撮影した機材↓