前回、Arsenal製の Jupiter-8 について書かせて頂きました。
あっちは、CONTAX のコピー用で、それこそオリジナルのCarl Zeiss Sonnarのまんまコピーと言えるけど、今回は、KMZ(クラスノゴールスク工場)製のJupiter-8です。
ソビエトカメラ党宣言によれば
なかなか難しい個体だが、KIEVのジュピターレンズは他のものよりひと味違っているので、使ってみる価値はあると思う。私の経験したジュピターの順序から言うと、
1. アーセナル(KIEV)のジュピター2. KMZ(Zorki)のジュピター5. リトカレノのジュピター6. カザン(もしかしてザゴルスクか?)のジュピター(M42)3.と4.がないのは書き忘れたわけではない、それだけ開きがあるということである。6.ぐらいになると、KIEVのものと比べてしまうと、「これが果たしてジュピターか?」と首を傾げてしまいたくなるものである。
引用元:ソビエトカメラ党宣言より
と、2番目に挙げられるおススメのJupiter-8の様だ。
こっちは、マウントはL39マウントになってて、レンズにヘリコイドついているので、マウントアダプター遊びも随分とやりやすい。
ロシアレンズ、ソビエトレンズなにがおススメ?の回答に、最初に方に挙げられるのが本レンズです。
オークションやメルカリあたりでは1万円前後くらいが取引額かな。
使ってみると、KMZの方がオールドレンズとしての癖が弱い気がする。
ArsenalのJupiter-8はもっと、ピント面に滲んだ感じがあって、それがまた味わいになっていた。
KMZはもうちょい、現代っぽい写りのような感じがする。
レンズの年代によるところがそう思わせるのか?
作例です。
このレンズは寄れないのでヘリコイド付きアダプターが便利です!
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