いわゆる沈ズミ
沈胴ズミクロン。いわゆる沈ズミです!
第一世代てやつですね。Leica M3 の標準レンズです。
当時ハイスピードとシャープネスを両立した超高性能レンズです。
レンズのシャープさを表現するときに、まるでズミクロンのようにと言われる事があります。
それだけ当時はシャープなレンズだったんでしょうね。
触った感じは、昔の高級品という作りで、手触り、ヘリコイドの感触など、いいもの感がビシビシ伝わってきます。
これは借り物
いつものお店で出物が出たのを、僕のライカの師匠が買いました。
ちょっと曇りがあったものを分解クリーニング。
かなりキレイになりました。
前回、書いたエントリーの第2世代のズミクロンを外して撮ってみたところ、まったく違う趣に感じました。
へー!へー!ほー!と感心していると、使ってみる?という天の声。
貸して頂けることに。
ありがたや。
作例
ロケ地:アニーのアイスクリームやさん
土曜日の5時から6時ぐらい リチャードさんが行くことが多いお店です!
まとめ
これは、この個体なのか、レンズのキャラによるものかわからないですけど、シャープはシャープなんですけど、開放では少しソフトなふわふわしたものがまといます。
芯はあるんですけどね。
開放のフワフワは他所の作例でもみられるのでこのレンズの個性なのかも知れませんね。
色は、やはり世代が古いので2ndよりは少しあっさり目ですね。
ボケのグルグル感は1stの方が撮っていて楽しいですね。
解像感に関しても、中心部は、え!オールドレンズ?て思うぐらいにシャープですけど、周辺部は殆ど解像があやしいですね、、、
まあそこまで求めても酷ですけど。
師匠は曇りが完全に除去できなかったのが気に入ってないみたいで、買ってくれ~ と言われてますw
もしかしたら、リチャードの手元に来るかも知れません。
来ても、2ndと使い分けるとも思えず、どちらかを残す事になりそうですね。
どちらをドナドナするのか悩ましいところです。
どっちも個性あって魅力的なんですよね。
みなさんはどちらがお好きですか?
寄れないズミクロンはこちらのアダプターがおススメです!
これがないと実用としてはキツイ!
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Summicron 2nd の作例もどうぞ!