フィルムEOS時代の殿(しんがり)EOS-7
2000年の登場で、デジタル一眼レフ前夜という頃の商品。
フィルムなのか映像素子なのかの違いを除いて、このEOS-7は現代とほぼ変わらない装備を備えている。
現代のEOSには搭載されなくなったCanonのお家芸 視線入力AFも搭載しています。
眼球の動きを読み取って、観たところにピントが合うという機構です。
凄いですね!未来を感じますね!
実用性はさておき、こういうギミックでCanonはMINOLTAやNikonからお客さんを奪っていったのが用意に想像できます。
そして、EOS-7は中級機の位置づけ。2000年代初頭は、中級機であってもプラスチックボディーなんですね!
マグネシウムボディーを普及機に採用するようになったのってデジタル時代に入ってからの事なんですね。(Canon EOS 10D あたり?!)
このCanon EOS-7、記憶カメラさんの記事と、大村祐里子さんの本に影響されて買っちゃいました。
手にしてみると実に良いフィーリングです。
握った時の手になじむ感じと言い、シャッターフィールと言い。
レンズはCarlZeiss Planar とEF 35mm F2
前半は、Carl Zeiss Planar を CYマウント to Canon EOS EF のアダプターを経由して使いました。
このカメラを買った一つの動機に、使っていたCONTAX 139Quartz が壊れたというのがあります。
代わりになるカメラを探して、EOSでアダプター経由で使えばいいじゃんという事を思いつきました。
後述しますが、これは大失敗の作戦でした、、、
後半は、唯一EOSで持っているレンズ、EF 35mm F2 で撮りました!
作例
まとめ
- 気持ちよいシャッターフィール。
- 現代機とほぼ同じ操作系。ISOオート以外は大抵あるw
- 更に前の、Canon EOS-5 やそのあたりの時代のカメラに比べて製品としてずっと洗練されている。
- AF時代のOVFは暗い。MFでピント合わせする前提じゃないから。
- マウントアダプター経由で他社のレンズを使うの向いていない。
ミラーレス機をつかってばかりで忘れていたけど、マウントアダプター使って他社のレンズを使うと、実絞り測光となる。
絞り開放測光じゃないので、OVFが凄く暗くなる。
おまけに、OVFが明るいものを使っていないのでもの凄くピント合わせにくい。
なので、遊びとしてはあまり楽しめない。
また、マルチ測光にしたのがまずかったのか、アダプターを経由すると全部、超アンダーになった。(たまに適正露出)インジゲーターをよく観て撮影したら気が付いたでしょうけど、そこまで観ませんでした、、、
なのでCanon EOS-7で撮った写真は半分が失敗しました。
今度是非リベンジしたい!
Canon EOS-7 ボディー