It's automatic!
予備知識が全然ないです。
ジャスピンコニカとかのライバルになるんですかね?
カメラのAF化は一眼レフよりも先にコンパクトカメラから始まりました。
多分技術的に一眼レフの標準レンズ、50mm F1.4 の薄いピントを合焦させるようなAFを開発するのはものすごくハードル高かったんでしょうね。
コンパクトカメラならば、なるべく絞って撮るような制御入れて 山(無限遠)、人物集合(3m)、人物単体(1.5m)の三段階AFで制御すればそれっぽくピントが合うものができたんだと想像します。
プラスチック製のボディーで高級感はないですけど、この程度のものでも当時は高価なハイテクカメラだったんでしょう。
Canonのロゴも現在のと同じです。
パトローネ室にフィルムを詰めてシャッターを2回ぐらい押すと撮影開始です。
新しい時代のカメラのように、フィルムカウント1のところまで自動で送ってくれたり、フィルムのコードを読んで自動で感度設定してくれるなんて便利機能はないです。
レンズの上の部分の感度ダイヤルをいじって詰め込んだフィルムと同じ感度を指定してやらないと正しく測光しません。
大村祐里子さんの本でも紹介されてて気になっているカメラでした。
探してはなかったんですけど、Autoboyいいなという話をしたら友達が使わないからあげるよと言って譲ってくれました。
ピカピカの極上品ですね!
大抵Autoboyのような大衆カメラは過酷な使い方をされており、ファインダーやレンズがめちゃくちゃ曇った状態のものが多いです。
頂いた個体は古い割にはかなり良いコンディションでした。
ただ、古い機種でスムーズな撮影とはいかなかったです。
そのあたりを後述します。
絶好調でしたけど、、、
空シャッター切ってるときは絶好調でした。
ところが、、、フィルムを詰めるとカウント10あたりから巻き上げが引っかかる、、、
シャッターボタンを何度か押してると再びシャッターが落ちて巻き上げてくれる。
そんな調子でごまかしごまかし撮影しておりましたが、シャッターカウント25で撮れちゃう、26で撮れちゃう、27、28、29、30とシャッターが切れる音と巻き上げる音。
もう巻き上げるフィルムがなくてカチッと止まってもよさそうなのに、、、
これはもう最初のセットで失敗したと考えるのが合理的。
巻き上げクランクがマニュアルならここがクルクル回ることで確認できるんだけどね、、、モーターだからわからない。
フィルムをシャッターカウント1のところまで巻き戻して再び同じフィルムを詰めました。
あとは現像後のお楽しみ!合格発表まちます、、、
結果不合格、、、作例です
全カット2重露光で仕上がりました。
琵琶湖旅行の写真なんか結構いいの撮ったのにな、、、
仕方ないので今度リベンジします。
まとめ
本機はちょっと調子悪いところがありましたけど、正常に動いていたら結構使いやすいカメラだと思います。
38mmというのがいい塩梅の焦点距離です。
瞳AFまでできてしまう現在から見ちゃうと稚拙なAFですけど、昔はこれで十分に便利だったんじゃないでしょうか。
必要な操作といえばシャッターボタンを押すだけというのは写真撮影の敷居をかなり下げたと思われます。
家族の写真を残すのはパパの仕事!だったのが、ママでも簡単に写真撮れるって結構インパクトだったんじゃないでしょうかね。
上がった写真の雰囲気から想像するに、Canonらしい淡くてニュートラルな発色だと思います。
キャノンのレンズって一眼レフでもコンパクトでもこういう色出しますよね。
F-1で撮った時もこういう感じの色でした。
今回は悔しい思いをしたので次回是非リベンジしたいと思います。
- 価格: 21980 円
- 楽天で詳細を見る