リチャード カメラ好き好き

名古屋のカメラ大好きブロガーがカメラについて綴ってゆきます。

【機材レビュー】コスパ良すぎて涙目(T_T) 銘匠光学 TTArtisan 35mm F1.4 C【作例あり】

銘工匠 35mm F1.4C

銘工匠 35mm F1.4C

 

年末に注文した、銘匠光学 TTArtisan 35mm F1.4C が届いたので早速レビューです。

 

結論から言うと、凄く良いレンズでした。

弊ブログでもご紹介したいと思います。

はいあさんのnoteで買われた方も多いと思います。

はいあさんのnoteで買われた方も多いと思います。

中華レンズの新星 銘匠光学 TTArtisan

NEEWER、七工匠、Meike、中一光学、Pergearなど、様々な中華メーカーが安くて楽しめるレンズを投入してますが、この度新興メーカーの銘匠光学から、魅力的なレンズが登場しました! 

 このメーカーは、ライカが出したら100万とかするようなスペックのレンズを、1/10以下の値段で出して話題になりました。

 さて、そんなメーカーが出した本レンズ早速見てゆきます。

開封

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立派な箱に入っている!

 

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前後レンズキャップが付いてます。

TTArtisan 35mm F1.4C

アルミと思われる鏡筒。

つくりが結構いいです。

TTArtisan 35mm F1.4C

外観デザインは、COSINA の HELIAR をパックったのにインスパイアーされたのでしょうか?

タジン鍋みたいです!

HELIAR

HELIAR

コシナHPより:vm-50mm F3.5

絞りリングにはクリックが付いている!

これ、中華レンズでは意外と珍しいです!

クリックが無い無段絞りが多い中これは好印象です。

銘匠光学 TTArtisan 35mm F1.4

ボケが美しい円絞り。

TTArtisan 35mm F1.4C

センターポジションマークがセンターに来ないのはご愛敬w

使用上は全く問題ないです。

TTArtisan 35mm F1.4C

無限遠が出る!

無限遠がちゃんとでるし、距離目盛がちゃんと機能してます。

日本製のメーカーでは当たり前のことですが、中華製メーカーではそれは当たり前の事ではありません。

他社の 25mm F1.8 とかは、ここがただの飾りで無限が出ないし距離目盛がでたらめなので目測ピントやりにくいです。

いくら安くて描写が良くてもそれはちょっとですよね。

本レンズはそこはちゃんと作ってあるのでポイント高いですね!

最短距離が28cm結構寄れる

寄れちゃうのでテーブルフォトみたいなのお手の物。

レンジファインダー用のオールドレンズなんかは 1m が最短なんてものがあるので、そういうレンズと比べたらかなり使いやすい。

オールドテイストの七工匠、ナチュラルの銘匠光学

APS-C用の中華レンズで恐らく最も人気のあるレンズの一つ、七工匠 7artisans 35mm F1.2

こちらはF1.2の明るさを確保してますが、開放付近の描写は結構じゃじゃや馬です。

絞り開放では球面収差多めでソフトフォーカスのようになり、コントラストも低下する印象。

逆光入れるとフレアも大目にでるし、コントラストもゆるくなります。

そこはオールドレンズ的な味わいで面白さでもあるとは思います。

FUJIFILM X-Pro1 + 7artisans 35mm F1.2 で撮影

Fujifilm X-Pro1

対して、銘匠光学 TTArtisan 35mm F1.4 C は絞り開放から普通に写る印象です!

F1.4から滲み少なく、猫の瞳もシャープに描写します。

FUJIFILM X-Pro1 + TTArtisan 35mm F1.4 C で撮影

Snapshot@Nagoya

 

外観は、7artisans 35mm F1.2の方が X-Proシリーズにマッチしてます。

七工匠はパンケーキ的デザインですよね。

銘匠光学はタジン鍋みたいw

X-Pro1 + X-Pro2

X-Pro1 + X-Pro2

作例

寄った画やナイトショットは F1.4、スナップショットは F5.6 で撮影してます。

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

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若干樽ひずみっぽいけど、よく補正されている方だよね!

Snapshot@Nagoya

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絞り開放から球面収差のにじみ少なく発色いいよね!

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

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少しラグビーな玉ボケだけど癖はあまりないね!

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

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F5.6でも綺麗な光芒がでたよ。

ボケもきれいだよね!

Snapshot@Nagoya

2021.1.24 作例追加

X-Pro1 で撮ったモノクロがこれまた結構いい!

七工匠と比べて絞り開放で割と解像してくれる。

そりゃ、パリパリシャープとはいかないけど、悪くない感じ。

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

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Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

Snapshot@Nagoya

まとめ

コスパ良すぎです!

中華レンズって、安くて一芸に秀でるけどトータルでみるとうーん、、、いまいちってレンズが殆どなんですけど、これはびっくりするぐらい普通に使えます。

これが、税込みで1万円しないなんて激安ですね!

X-ProシリーズなんてこういうマニュアルレンズをFUJIFILM自身が出すべきだと僕は思ってます。

この市場を中華レンズが暴れまわっているうちに成長した中華メーカーが魅力的なボディーを魅力的な価格で出してくるのも時間の問題のような気がしますね。

FUJIFILMはせっかくパフォーマンスモンスターではない趣味としてのカメラを開拓しているのにレンズはそのままAFのFUJINON使ってねって考え方がなんか勿体ないですね。

 

銘匠光学 TTArtisan 35mm F1.4 C はAPS-C用レンズの一つのベストバイな気がします。

オススメできます。

特に、X-Proシリーズを楽しむには凄く向いていると思います。

そのあたりの考え方はこちらの記事に書きました。

 

camera.richardh.work

 

同社の出す50mm F1.2 も欲しくなってきますね。

 

 

本レンズは、Amazon他、焦点工房さん(国内正規)でお買い求めできます!

 

Kenko PRO1D プロテクター(W) 39mm 159323

Kenko PRO1D プロテクター(W) 39mm 159323

  • 発売日: 2012/06/22
  • メディア: エレクトロニクス
 

メタルフードつけると雰囲気いいですよ!

銘匠光学 TTArtisan 35mm F1.4

 

 

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