リトルニコン Z50
これはZシリーズのリトルニコンだ!
古くはNikon F3 時代に計量小型一眼レフにリトルニコンで親しまれた Nikon EMがありました。
Nikon EM - Wikipedia より写真引用
デジタル時代にはD40が同じくリトルニコンとして親しまれました!
Z50はミラーレスNikon Zシリーズのリトルニコンと言えるかも知れません。
前から僕と選ぶカメラの趣味が近いなと思っていた落合カメラマン。
この記事によるとべた惚れして2台買っちゃったとの事。
デビュー時は凡庸なスペックに興味がもてませんでしたが、落合さんが、べた惚れするなら!と気になってきてました。
触った印象
軽い
一眼レフD810を使っていると、ミラーレスフルサイズのa7RIIIに持ち替えた時に、やはりミラーレスは軽くてい小さいなと実感しますが、小さいとは言えレンズに関しては小さくならないんですね。
APS-Cフォーマットならレンズもより小さく作れます。
Z50は手にした時にその軽さが際立ちますね!
首から下げても疲れなさそうです。
質感
D5000系のようなプラスチックではなく、D7000系に近い質感です。
安っぽくないです。
操作系
D5000系に近い操作系です。
これは好きになれないですね。2ダイヤルのD7000系やD500系の操作系の方が好きですね。
エントリーモデルであっても全部統一してくれたらいいのに。
訂正!
さっき写真見返したら2ダイヤルでした。失礼しました!
やはりD7000系を意識しているのかも知れません。
深いグリップ
これはD5500、D5600につうじるグリップです。
深くてしっかりグリップできます。
a7RIII よりも握りやすいです。
こういうところはSONYよりもいいですね。
綺麗で見やすいファインダー
Z6、Z7のように、コントラストきつ過ぎではなく見やすいファインダーでした。
SONYよりいいかも知れません。
解像度は並のスペックなのでZ6、Z7には及びませんね。
気持ちよいシャッター音
シャッター音も上質です。電子シャッターは使えるんでしょうか?
電子シャッターで無音撮影もできるといいですね。
追記
仕様書確認したら無音撮影できるそうです。
せっかくのミラーレスそうであるべきですよね!
自撮りできるチルト液晶
三脚に据えてビデオ撮るような人には不便な形ですね。
ファインダーがこの位置にあるとこうなりますね。
高速で正確なAF
AF-S時のAFは速くてビシバシ来ます。
AF-Cの追従は一眼レフに譲るかなという印象。
リアルタイムMFもできてピントが外れてもMFで修正できます。
シャープで手振れ補正が強力なキットレンズ
キットのズームレンズはプラスチック製です。
高級感はありませんが軽くて小さいです。
Z DX 16-50mm F3.5-6.3VR
一眼レフの18-55mmよりもワイド側が広くなり、テレ側の焦点距離が長くなっている。
コンパクトに収める為か、テレ側が若干暗くなっている。
沈胴レンズです。ビヨーン!
ズームリングもピントリングも特別高級感はないです。
良くあるキットレンズです。
強力な手振れ補正
かなり強力な手振れ補正が手振れを防ぎます。
ボディー内臓手振れ補正機ではないですが、キットレンズを使う限りはその点はネガティブな点になりません。
レンズの暗さもこの強力な手振れ補正でカバーされるかも知れません。
作例
拡大
そこそこシャープですね。
RAWファイルをLightroomで現像
好みの感じに破綻すくなく追い込めそうです。
ピクチャーコントロール
どれがどのモードだったか忘れました(笑)
ヴィヴィットとナチュラルとスタンダードとモノクロームだったと思います。
価格の近いライバルたち
新品と中古相場で価格の近いライバルを挙げてみます。
Fujifilm
SONY
ソニー SONY ミラーレス一眼 α6600M 高倍率ズームレンズキット E 18-135mm F3.5-5.6 OSS SEL18135 ブラック ILCE-6600M
- 発売日: 2019/11/01
- メディア: Camera
Panasonic
OLYMPUS
Canon
競合が強すぎますね!w
そうそうたる面々です。
特に富士フィルムはAPS-Cが主力艦隊なのでレンズラインナップ含め強力過ぎますね。
SONYもAPS-Cミラーレス機の生みの親だけあって流石ですね。
この価格帯になるとフォーサーズ陣営はフラグシップ機が購入できますね。
Canonだとおんなじコンパクト路線のRPが選べてしかもフルサイズフォーマットです。
中でも富士フィルム陣営ですね。
最近X-H1が値下がり凄く話題ですね。
まとめ
- サイズと画質ベストバランスなAPS-Cフォーマット。
- 優秀なAF。
- 質感高いボディー。
- ボディー内手振れ補正がないですけど、キットレンズの手振れ補正はかなり強力。
- Expeedの最新世代は自然な色合い。
- -4~19 EVの検出範囲のAFは暗くて条件が悪い時も確実に被写体を補足できます。
- ストロボ内蔵はやはり便利ですね!
- レンズが優秀ですね。シャープで手振れ補正が強力。
- ボディ内手振れ補正は正直積んで欲しかったですね。
印象的にはD5000系の一眼レフの延長にあるようなミラーレス機だと感じました。
ニコン的にはD7000系の延長のZシリーズのつもりなんでしょうけど。
訂正
やはりNikonが言うようにD7000系を意識したデザインかも知れません!
コンパクトで凄くよいカメラだと思います。
ですが、Nikonが好き!というユーザーしか買わないかも知れません。
カメラらしい作りや、他社よりも部分的にはスペックが優れているものの、コスパの高さは他社に譲る印象です。
仕方ないですね。ニコンは後発ですからレンズラインナップなども物足りないですし。
僕はカメラを割とコスパで選ぶ質なのでZ50は今の値段では買いませんね。
ライバル機、特に富士フィルムが魅力的過ぎます。
実際、フルサイズ機の大砲に疑問を感じているユーザーの多くは富士フィルムに行っていると思っています。
マイクロフォーサーズをあえて選んでいる人達はいい意味でもう少しマニアックな印象です。
今後のニコンの売り方は多分一眼レフ時代と同じで、APS-Cを入門機、ステップアップにフルサイズというレンズラインナップにするんじゃないですかね。
それが見えるからレンズの充実もあまり期待できないところであります。
ニコンは好きなメーカーなので頑張って欲しいです。
最近のニコンではやはり一眼レフのD780がすばらしい傑作じゃないですかね。
一眼レフとして完璧な性能を備えていると思います。
Nikon ミラーレス一眼カメラ Z50 ダブルズームキット NIKKOR Z DX 16-50mm+NIKKOR Z DX 50-250mm付属 Z50WZ ブラック
- 発売日: 2019/11/22
- メディア: Camera