元祖オリペン
現行の商品にも、OLYMPUS PEN-F というのがありますが、勿論モチーフになっているのは本機。
伝説の天才設計士、米谷美久氏による設計。
ロータリーシャッターが特徴的。
シャッターフィールも気持ちがいい。
スチャっという小気味良い音を出します。
デザインも今見ても圧倒的美しさですね。
本カメラは、フィルムランニングコストを優先したハーフカメラ。
故に、ファインダーは縦型になります。
必然、縦構図の写真が増えます。
PEN-Fがでてくるまで、ハーフカメラはコンパクトカメラでした。
ハーフでありながら、憧れの一眼レフというのは、昔の人の夢が詰まってますね。
本機は、シャッターが調子悪かったです。
分解清掃して注油したら治りました。
レンズは Olympus F.Zuiko Auto 38mm F1.8
小さいながら、めっちゃシャープに写るレンズです。
昔からOLYMPUSはレンズにはこだわりありますね。
こちらも、最初はカビてましたが、分解して清掃しました。
作例
まとめ
- 低ランニングコストで、一眼レフの豪華さを追求した素晴らしい設計。
- 現代のPEN-Fにデザイン移植できるほどに完成された美しいデザイン。
- ロータリーシャッタによる小気味良いシャッターフィール。
- 開放から素晴らしくシャープなZuikoレンズ。
撮っていて楽しいカメラだったんですけど、やはり24枚撮りのハーフだと 48枚。
フィルムの48枚は多いですね。
最後の方は、はよ終われーと適当になりますねw
また、カメラのみなみやさんでお願いしたところ、ハーフは2本分の料金でした。
そりゃそうか。
スキャンは2倍の量しないといけないですからね。
注文時に失敗したので、みなさんも気をつけて!