これはソビエト連邦製カメラである!
僕が子供の頃、ソビエトという謎に包まれた社会主義国家があった。
アメリカと世界を2分する超大国で自由民主主義陣営の国、日本から見ると恐ろしいイメージのある国でした。
その昔、ソビエトが第二次大戦でドイツを占領した時に、ドイツ ツァイス・イコンから工場設備を接収し、その上、職人や技術者も連行して、ツァイス・イコン社のContaxのコピーを生産していた。
その為、初期型のKievは、本物の工場設備と本物の職人で作るニセモノで、内容はContax そのものだったとか?
デザインはContaxだけど、ロゴとかはどことなく可愛い。
そして値段はContaxの中古よりもずっとずっと安く買えるが、かなりの確率で不調を抱えており、購入にあたっては博打性高い。
本機も、なんど調べてみてもどこから漏れてるのかわからない光線漏れがある。
もしかしたら光線漏れではなく内面反射なのかもしれな。
Jupiter-8
こちらは、CarlZeiss Sonnar 5cm F2 のコピーです。
ヤフオクでも、メルカリでも手軽な価格で購入できます。
安いクセに、写りはなかなかのものです。
ミラーレス機で遊んだ時の記事もあるのでご覧ください。
ソビエト製レンズはシリアルナンバーの頭2桁が製造年となっております。
本レンズはリチャードと同い年です!
作例
画面左下に光線漏れが発生する時がある。
そとからライトをあてて漏れ箇所をなんどもチェックするも特定できないですね。
最近では内面反射を疑っております。
色が薄く、緩めのコントラストでカサカサですね。
なんとなくシベリアっぽい枯れた感じになりますw
まとめ
- Kiev4は5,000~10,000円程度で購入できて楽しめるフル機械式カメラ。
- 何らかの不具合を抱えた個体が多い。
- 見た目はContaxで超かっこいい。
- Jupiter-8の写りは、カサカサシベリア系。解像感はなかなかある。
入手性も高く、壊れても気力があれば治せると思います。
分解、組み立て教材としても良いかも知れません。
蓋を開けてシャッターを観察すると、名前の通り商店のシャッターみたいな見た目です。
閉店ガラガラというギャグを呟きながらシャッター切ると気分上がります(笑)
フィルム現像はこちらのお店がお得です!