時系列で経緯を書いてますので、問題解決を目的に読んでいる方は目次を使って飛ばし読みしてください。
ある日突然シャッターが切れなくなった!
友達からお借りしたCarl Zeiss Sonnar 50mm F1.5 を楽しんでいた時、突然シャッターが切れなくなりました。
これがその時の映像。
悲報、、、Z6 早くもお亡くなり、、、
— リチャード カメラ好き好き😍 (@sukisukicamera) 2021年6月7日
シャッター切れんくなった。 pic.twitter.com/Yqqs6AGpth
症状としては何枚か撮っていると普通に撮れるのに、突然シャッターが切れなくなると電池抜いてもなにしても復旧しない。
しばらくすると突然シャッターが切れるようになって直ったり。
ごくたまにではなく結構イライラする頻度で発生する。
中古品ではあるが3月に買ったばかり、、、
それまで絶好調に使えていた。
これはなにか壊れたと思い販売店へ相談させて頂いた。
(コメ兵さんの中古品は一定期間動作保証がついているから安心です!)
Nikonで修理
お店でも現象を確認してもらい、了解しました。
故障の可能性が高いので保証で修理させて頂きますとのことでNikonへ送りになりました。
ところが、Nikonさんで調べてもらうとなにも異常なしと言われる。
お店の人も現象を確認しているのでもっと良く調べてくださいとお願いして頂き念入りに調べたけど異常なしとのこと。
コメ兵さんは誠意を見せようと故障になりそうな可能性のあるところを修理してもらいますと言っておりましたが、僕はNikonに送らなかったメディアとレンズマウントアダプターに問題があるのではないだろうかと疑いました。
Nikonではチェックしてもらえないもの
お店を通して交渉で、マウントアダプターとメディアを送って不具合が再現しないか見てもらえませんか?というお願いをしました。
これ当たり前の話ではあるのですが、Nikonでは、純正のレンズ、純正のマウントアダプター、純正のメディア以外のものが付いた状態では動作チェックは行わないとのこと。
メーカーのスタンスとしては当たり前ですが、ユーザー的には困りますねこれ、、、
コメ兵さんも困ってしまってました。
とりあえず、お店と相談して送ったボディーを何も修理せず戻してもらう事にしました。
メディアが怪しいと思った!
アダプターとメディアなら僕は怪しいのはメディアだと思いました。
なぜならアダプターは前の月にこれをつけて散々遊んでおり、全く問題なかったからです。
僕の想像したストーリーは、メディアにエラーが発生、Nikonのメディアエラーのエラーハンドリングにもソフト的な問題があり、エラーメッセージをはかないでシャッターが切れなくなる。
そんなストーリーを想像しました。
メディアを貸して頂きました
常連さんとしてのご厚意で、コメ兵さんのXQDカードを貸して頂きました。
Nikon純正の物です。
これでしばらく試してみて下さいとのこと。
早速試しましたが、早速シャッターが切れなくなりました、、、
もう、犯人が絞られてきました。
犯人はマウントアダプターでした!
最初に買ったマウントアダプターが失敗で買いなおしたアダプター。
七工匠 7artisans LM to NZ 作りが凄く良かったんですけどこれが犯人でした。
こちらのアダプターヘリコイド機構を有してます。
これにより最短撮影距離が長くなりがちなレンジファインダー機のレンズが寄って撮れるようになります。
今回問題を起こしていたのはこの機構です。
この問題の枠がレンズの電子接点と接触することが原因でした。
問題の恒久対策としては、、、
問題のないアダプターを買いなおすか、もしくはこのアダプターの問題の枠部分をルーターでカットするですかね、、、
まとめ
はまりましたねー、、、
今回、七工匠のアダプターは海外から輸入しました。
まさかこんな単純な構造のものが不具合を起こすとは思いませんでした。
こういうトラブルになった時にメーカーさんは基本責任の範囲でしか点検してくれないので、一般に今回のようなケースは輸入代理店に相談するしかないんでしょうね。
ただ、今回は個人輸入なのでどうしようもなかったですけど、、、
そこそこ高価なカメラに取り付けるものですから、色々考えると高価でもしっかりした責任がとれるお店で購入された方が無難かもしれないです。
Pixco のレンズが外れちゃうアダプターも酷かったですけど、今回のも下手したら本格的にカメラが故障する原因にもなり得ると思います。
皆さんは、安さばかり追求せず、確かな実績のあるマウントアダプターを、確かなお店で買ってくださいね!