リチャード カメラ好き好き

名古屋のカメラ大好きブロガーがカメラについて綴ってゆきます。

オールドレンズ Canon FL 58mm F1.2 の魅力に迫る

Canon FL 58mm F1.2

お手頃価格で手に入るハイスピードレンズ

レンズは黄変している。

Nikon Z6 にとりつけ

絞りピンが長い

絞り固定ピンを抜いてしまうという改造を施したマウントアダプター

Canon FL 58mm F1.2は、FLマウントを持つオールドレンズであり、その大口径レンズとしての特徴から、中古市場では比較的安価に手に入ることができます。

1~3万円ぐらいで買えるのではないでしょうか。

FLマウントはFDマウントとは互換性があるものの、絞りピンが干渉して取りつかない場合があるため、絞りピン固定用のピンを抜いて使用する必要があります。また、マウントアダプターによっても取り付けの可否が異なるため、適切なマウントアダプターを選ぶ必要があります。

アトムレンズ

黄色に変色している

 

 

アトムレンズはこのように、ガイガーカウンターで測定すると反応します。

 

このレンズは、放射性物質(トリウム?)を添加したガラスを使用しており、そのために黄変しているものの、デジタルカメラのオートホワイトバランスが効いていれば、画像が黄色に変色することはほとんどありません。

昔のレンズは放射性物質を添加することでガラスの屈折率を向上させていました。

作例

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

F5.6に絞ってます。

しぼれば普通にシャープ!

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

逆光の光源でレンズフレアが入ります。

Canon FL 58mm F1.2

ピント面は大分シャープ!

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

Canon FL 58mm F1.2

グルグルボケがいい感じです!

 

解像感に関しては、ピント面が非常に鮮明であり、ボケも撮影距離によってはフワッと柔らかい印象を与えます。撮影距離によっては、非点収差によるグルグルボケが現れ、逆光を入れるとオールドレンズらしいレンズフレアが加わり、独特の味わいを楽しむことができます。

まとめ

良い出物に出会えれば、このレンズを購入するべきだと言えるでしょう。そのハイスピードレンズならではの特性や、オールドレンズならではの味わいを存分に楽しむことができます。

Canon FL 58mm F1.2は、オールドレンズとしての魅力が詰まった一本であり、その中古市場での比較的手頃な価格と組み合わさり、多くの写真愛好家にとって魅力的な選択肢となるでしょう。是非、自分のカメラで使用してみて、その鮮明な解像感やオールドレンズならではのボケ味を堪能してみてください。

 

camera.richardh.work

 

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