リチャード カメラ好き好き

名古屋のカメラ大好きブロガーがカメラについて綴ってゆきます。

ニコンの速いやつ! Ai Nikkor 50mm F1.2【機材レビュー】

NikonD4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

50mm F1.2

 前に、Nikon D4 につける明るい単焦点レンズを探していた記事書きました。

 

camera.richardh.work

 

いろいろ見たけど、別に 50mm F1.4 でいいかなと思い始め、その後レンズ選びは放置してました。

 

特に、50mm F1.2 はないなーと思ってたんですけど、友達がある日このレンズを手に入れたものの、俺は 50mm F1.2S がいいから手放すけど買わないか?という話を持ち掛けられました。

装着してみると外観のボリュームがD4のマッチョな感じにぴったり。

デザインが気に入って買っちゃいました!

 

50mm F1.2 は Fマウントでは一番明るいスペックになりますね。

ただ、F1.4と F1.2では 1/3EVぐらいしか違わないので、実用上はわずかな差ですよね。

Ai Nikkor 50mm F1.2 外観

 フィルター径は 52mm で F1.4 と同じです。

前玉は同じ口径なのかも知れません。

Ai Nikkor 50mm F1.2

キノコを思わせるような、先が太いデザインです。

Ai Nikkor 50mm F1.2

Ai Nikkor 50mm F1.2

Ai Nikkor 50mm F1.2

 Ai Nikkor 50mm F1.2 作例

 前半のスナップショットはすべて絞り開放 F1.2 で撮影してます。

公園で撮ったのはF2.8で撮った写真が多いです。

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

色は濃い目でハイコントラストです。

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

ラグビー型の玉ボケになります。

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

さすがに新しいレンズなので、フレアの出方も穏やかです。

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

絞り開放ではビネットがかなりあります。

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.2

使用レビュー

  • 絞り開放から中央だけは割とシャープ。
  • コントラスト高い!
  • ボケは撮影距離によっては結構うるさい。
  • ラグビー型の玉ボケ。
  • 撮影距離によっては少しぐるぐるボケ。
  • 開放ではビネットが大きい。
  • フレアは出るが、画面全体を覆うような盛大なものではない。
  • パープルフリンジは Ai Nikkor 50mm F1.4 より少ない気がする。
  • 樽型の歪が結構気になる場面がある。
  • 大きく重い。
  • 見た目はかっこいい!

おススメかどうかは微妙ですね。

見た目のカッコよさと隣のお父さんよりもハイスペックなレンズだぞ!という優越感はあるのかもしれないです。

D4みたいなマッチョなカメラによく似合う外観です。

OVFから覗く景色も、F1.4とそう違わなく感じます。

F1.4のほうが歪は少ない気がしますし、F1.2のほうが色収差はおとなしく感じます。

ボケは、F1.4もF1.2もクリーミーではないですけど、F1.2のほうが若干ガチャガチャするかなと感じます。

コントラストは同じぐらい、絞り開放での解像力は F1.2 のほうが若干ありそう。

つまり、一長一短でどっちが優れていると言えないんですよね。

お値段は F1.4 が 1万円~2万円 F1.2 が3万円からという感じですかね。

 

決め手はボディーに似合うかどうかでしょうね。

小ぶりなボディーには似合わないかもです。

F1.2のほうが描写はクセありますから、面白い映りを求めるなら F1.2ですかね。

 

購入の際にレビュー参考にして頂けたら幸いです。

 

 

 

 

フィルムカメラであそぼう! 1936 Leica II ニッケル Elmar 50mm F3.5【機材レビュー】

Leica

84年も前のカメラが写ることが凄い!

 これは10年ぐらい前に手に入れました。

クラカメブームも去り、デジタルカメラが隆盛を見せ、スマートフォンも普及していない頃、フィルムカメラはこれまでになく激安で買えました。

そんな頃に超手ごろな値段で手に入れたバルナックライカ

僕は、ライカ通という訳でもないので全然知らずに買いましたが、シリアルナンバーから調べると、Leia II 型というタイプの様です。

僕の Leica のシリアルは 204329 1936年製 Leica IIですね。

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引用:ライカを買おう バルナック型ライカ シリアルナンバー

 

1936年は、日本史を見ると 2.26事件が起きた年の様です。

1936年 - Wikipedia

 

このライカは激動の時代を歩んでそうです。

ヨーロッパの戦果とかをその目に焼き付けてきた経験があるかも知れません。

もしくは諜報活動に使われていたり従軍していたりとか。

 

御年84歳のドイツ生まれ。

ヨーロッパ戦場を生き抜いてきたカメラが、晩年は極東の地で味噌煮込みうどんとか撮らされていると思うと面白いですね。

 

いずれにせよ、こんな80年以上前に製造されたカメラが21世紀の現在でも撮って楽しめるというのが奇跡です!

この奇跡の理由は、この規格が現役規格のところです。

カメラ詳しくない人が思い浮かべるフィルムと言っているものは、35mmロールフィルムと呼ばれるものです。

↓ 35mm ロールフィルム とか 135フィルムと呼ばれてます。

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イカを作ったオスカー・バルナックさんは、映画用の35mmフィルムを使って小型のカメラを作るアイデアを思いつきました。

ただ、映画と同じフォーマットサイズにすると画質が当時の主流の中判や大判に比べイマイチだったので、映画の2コマ分をつなげて1コマにし、少しでも大きなフォーマットを得ようと発想されました。

3:2 のアスペクトもこの時作られました。

これはゼロから専用にデザインされ生み出したのではなく、既存の物を転用してうまく作れないかとうアイデアでした。

 

それがいつしか小型写真機の主流となり、ライカフォーマットと呼ばれるこのフォーマットサイズは最もポピュラーな写真用規格になりました。

現在でも、フルサイズ一眼レフ、ミラーレスと呼ばれている写真機のセンサーの大きさはこのライカ判のサイズの事を指します。

 

ありもの使って安く作ろうみたいなスタートだったのに、21世紀になってもまだバリバリ使われていて(しかも主流で)、それを フルサイズ と言ってはラージフォーマット扱いで存在しているのをバルナックさんが見たらさぞかしビックリされる事でしょうね。

 

このニッケルエルマーは祖父がなぜかLica III C と共に持っていたものです。

祖父がカメラ好きだったなんて聞いたことないですけど、なぜか遺品にありました。

camera.richardh.work

Leica II

レンジファインダーとビューファインダーのお馴染みの構成です。

本機は少し曇ってますけど、まあ見えます。

Leica

シャッタースピードは 1/20 ~ 1/500 です。

スローシャッターはないですけど、これ以下のシャッタースピードって実際使わないし、故障の要因が一つ減って逆にいいですね。

使っていて不足は全くないです。

Leica

 

ニッケル Elmar です。レンズデザインは同じでも映りがまた違うとかなんとか言われてはいます。

バルナックライカの良さはこの手に馴染む形ですね。

いかにもドイツらしいデザインです。

シンプルでいて存在感と塊感がある。

Leica

作例

Kodak GOLD 200 で撮って、カメラのみなみやさんに出しました。

 

ニッケルエルマーのにじみがかなりいい感じです。

芯はかなりシャープなんですよね。

恐れ入りました。

すべてのカットを絞り開放で撮ってます。

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LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

LeicaII

まとめ

イカフォーマットは奇跡のフォーマット!

100年近く前のカメラとかでも使えてしまうのは規格が生き残っているから。

使えば解る!やっぱLeicaいいわー。

ニッケルElmarのふわふわ優しいにじみを見せながら、パリッとシャープなのは凄い。

ふわふわはクモリの影響かもですけど、、、

 

Rainrootsの店長さんのお話聞いてからレンジファインダー機で遊ぶのがますます楽しくなりました。

ピントや構図にとらわれず、思いのままにシャッターを押す。

ピンぼけしてしまった写真も10年寝かせて見返すと大切な一枚になっていたりする。

 

イカってそういうカメラなんだって今年になってやっとこ理解しました。

そのあたりの話はこちらの記事で!

camera.richardh.work

 

いやー、楽しい楽しい!

バルナックライカはM型と違って、数万円で買えちゃいます。

それでいてしっかりライカしているので、未体験の人は是非買って遊んでみてください。

フィルムカメラに数万円かよと思っちゃいますけど、ライカはそれ自体がアセット(資産)です。

世界中でどこでも換金できちゃいます。

写真が撮れる金の延べ棒買ったと思って一度手に入れてみては?

 

おすすめは円熟の Leica IIIf だといわれますよね。

確かに、Leica IIIf はこのLeicaIIよりも巻き上げ、シャッターフィールとシルキーで洗練されています。

  

 

 

 

10年前の一眼レフ EOS Kiss X4 は令和でも戦えるのか?【機材レビュー】

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思えば遠くへ来たもんだ

先日、Canonの定番ベストセラー EOS Kiss シリーズの10年前のモデル、EOS Kiss X4 をゲットしました。

結論から言うと、令和2年の現在でも十分に戦える実力を備えた機種だと感じました!(スチル写真機として)

 

EOS Kiss X4 といえば、動画が撮れるようになった X3 の後継機で、EOS 7D と同じセンサーを備えたモデル。

5D markII がEOS Movie というトレンドを作り出して、この機種なんかそのサブ機として結構使われていた記憶があります。

 

それがもう10年前の事なんて、、、思えば遠くへ来たもんだ。

 

Mgic Lanturn 

 このモデルは一時期、一眼レフでムービー撮る人の間では、知る人ぞ知る名機でした。

Magic Lantern という改造ファームウェアをインストールすると、RAWで動画が撮影できます。

 

magiclantern.fm

 

滅茶苦茶美しい画ですね!

映画みたいな色合いです。

vimeo.com

 

www.youtube.com

 

ただ、現像は、一コマ一コマを現像出力してゆく作業なので、作業としてはかなりしんどいものですね。

実用としてはちょっとーかも、、、

 

機会と気合があったら試してみたいです。

 

EOS Kiss X4 はこんなカメラ

外観

看板キットレンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS 

こちらはDCモーターですが、世代が新しくなるにつれ STM 、USMと進化してます。

AFの速さを求めなければ一番古い世代のこちらで十分です。

35mm換算で 29-216mm の超便利高倍率です。

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手振れ補正ISもついてます。

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上位機種と比べるとあっさりとしたインターフェース。

基本オートで撮ることを意識してそうですね。

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モードダイヤルはこんな感じです。

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ズームしたお姿!

ビヨーン

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使ってみて良いなと思ったところ

  • 高速なAF。
  • 高倍率な割に全域でシャープな 18-135mm レンズ。
  • コンパクトなボディー。
  • 気持ちが良いシャッターフィール。
  • 美しい撮って出しのJPG。

ここはイマイチ

  • AF MF はスイッチで切り替え。
  • Movie撮影はモードダイヤルでMOVIEに切り替えてやる必要がある。
  • 狭いダイナミックレンジ。
  • 中央1点しか信用できないAF。

作例

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon EOS Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

Canon Kiss X4 + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

まとめ

結論から言うと 2020年でも十分に使えるカメラです。

EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS の出来がなかなか良かった。

高倍率ズーム=描写が甘い イメージがあるけれど、このレンズは全域シャープ!

これはEOS Kiss シリーズのセットで買うと安く買えるので予算が十分あれば是非買いたい。

EOS Kiss X4 のセンサースペックは、CanonAPS-Cシリーズでは長らく主流となっていました。

記憶では Kiss X8から現代主流の 2400万画素になりましたが、その前の世代はこの1800万画素機が主流でした。

 

RAWで撮って現像してという範囲であれば EOS 7D mark2 あたりと変らない画質が得れそう。

 

一方で、RAWで撮る場合微妙だなと思ってしまうのがダイナミックレンジ。

現像していて、マイクロフォーサーズや1インチセンサーよりも白飛びしやすいように感じました。

DxOのセンサー評価によると 11.5Evs というスコア。

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これは手持ちの1インチセンサー搭載の Panasonic FZ1000 と同程度。

しかも微妙に負けてるw

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Canonは新しい世代になっても 12Evs程度どまり。

RAWで撮るなら自分なら Panasonic FZ1000使うかも。

インターフェースが断然使いやすいし、25-400mm 相当のレンズ積んでるしおまけに F2.8 - F4 という明るさ。

 

ではこのカメラはダメかと言うとそんなことはありません。

Canon機の魅力って、DIGICエンジンが作る画ですね。

以前に航空祭で僕のNikon D7200 と 友達が撮った EOS 7DmarkII の写真比べましたけど、CanonのJPG撮って出しの青空表現が実に素晴らしいんですよね。

写真館で子供の記念写真撮った時も、子供の肌色再現が滅茶苦茶美しくてCanonの魅力ってこれだよねと実感しました。

狭いダイナミックレンジも、ポートレートでボケを生かして逆光で撮影をする時など、繋がりよく白飛びしてくれたら気になることではありません。

 

JPG撮って出しした時に、Canonの画の良さって現れると思います。

 

色々なところで言い尽くされてますけど、風景撮るならNikon ポートレート撮るならCanonというのは間違った意見ではないなと思いました。

 

EOS Kiss X4 おススメか否かで行くとおススメ出来ます!

なぜなら10年前のカメラは流石に値段が激安だからです。

1万円程度で中古が買えちゃうこともあり、それでいて結構実力高いです。

Movieを除く部分で比較すると EOS Kiss X4 ~ X7 まで基礎性能に変わりがないように感じます。

X8からAFやイメージセンサーが一新されてますけど、X7までは殆ど変わらないです。

バリアングル液晶がついたり、映像エンジンが新しくなったりという変化が殆どです。

あと、Movieやライブビューは圧倒的に新しい世代の方が使い勝手が良いです。

カメラ詳しくないけど、一眼レフが欲しい!という方にはこれで十分楽しめるのではないでしょうか。

EF 40mm F2.8 や EF-S 24mm F2.8 などのパンケーキレンズと組み合わせると、コンパクトでスゴクいい感じのカメラになると思います。

 

とにかく安く、本格的なカメラが欲しい!という方は是非参考にしてみてください。

 

Canon 単焦点レンズ EF40mm F2.8 STM フルサイズ対応

Canon 単焦点レンズ EF40mm F2.8 STM フルサイズ対応

  • 発売日: 2012/06/22
  • メディア: Camera
 
Canon 単焦点広角レンズ EF-S24mm F2.8 STM APS-C対応 EF-S2428STM

Canon 単焦点広角レンズ EF-S24mm F2.8 STM APS-C対応 EF-S2428STM

  • 発売日: 2014/11/13
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

 

 

Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135㎜ F3.5-5.6 IS USM APS-C対応
 
Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM APS-C対応

Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM APS-C対応

  • 発売日: 2012/06/22
  • メディア: エレクトロニクス
 
Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS APS-C対応

Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS APS-C対応

  • 発売日: 2009/10/02
  • メディア: Camera
 

 

 

 

サンニッパで彼岸花 Tokina AT-X SD 300mm F2.8 【作例集】

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

カメオタsドリーム サンニッパ!!! でも、、、

オタクの憧れレンズ、サンニッパ

憧れ勢いで買ったものの、その重量、そのサイズ、そして単焦点ということで、まー使わない使わない。

 

でも、防湿庫で眠らせておくのもカビ生えそうなので、重い腰ならぬレンズを持ち上げて使ってきました。

 

作例です!

レンズ性能を楽しむべくすべて絞り開放で撮ってます。

これぞサンニッパという写真ですね。

DSC00959

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

撮影距離によってはちょっとボケがガチャガチャしますね。

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

ボディー内手振れ補正搭載 ミラーレス機ならば、夢のサンニッパ IS

今回の撮影、SONY α7RIII にマウントアダプターを付けて遊びました。

SONY機は、手動でレンズ焦点距離をセットしてやると、マウントアダプタ使用でも手振れ補正をしてくれます。

これの効きがなかなか素晴らしく、手持ちでこのレンズを扱っても殆どブレることがありません。

300mm F2.8 IS なんて言ったら、Canonの現行機なら 55万円コースです!

その世界がわずか数万円で味わえちゃうのですからお得ですね。

 

 

フードがバカでかいです。

レンズにバケツつけているみたい。

Panasonic LX100

大きな瞳。

吸い込まれそう。

SONY α7RIII + Tokina AT-X 300mm F2.8

 

三脚座にストラップ通すところがあるので、ストラップはそちらに通して型からぶら下げましょう。

 

変な持ち方すると、レンズが重すぎるのでマウントがもげる可能性あります。

まとめ

  • カメオタなら一度は体験してみたいサンニッパの世界。
  • 薄い被写界深度と圧縮効果で浮き上がる被写体。
  • 撮影距離によってはボケが少しガチャつく。
  • デカイ!重い!物理的な存在感が凄い。
  • フードはバケツ。
  • 中央のシャープさは現代のレンズに負けてない。
  • 色もクール系でなかなか良い。
  • コントラスト高く色も濃くでる。
  • やっぱりズームの方が便利だなw
  • ヘリコイドのフィールやビルドクオリティーは流石!高級感ある。

30年以上も前のレンズだと思ったら、凄く性能いいですね!

もっとパープルフリンジ酷くて、滲んだりするのかと思いきや、中央は本当にパリパリシャープで驚きの高画質です。

ボケはとろけるようにクリーミーって撮影距離もあれば、少しガチャガチャする事もあります。

色は現像で弄ってしまいましたが、素だと結構クールトーンです。

サンニッパはロマンありますねー。

迫力もあります。

ただ、実用品としてはやっぱりズームが使いやすいなと思ってしまいますね。

手振れ補正内臓のミラーレス機だと想像以上に手振れ補正が効くので手持ちでブレずに撮影できるのは現代のアドバンテージですね。

 

一度買って使ってみると、カメオタとしての経験値が一つランクアップしたような気分になります。

 

中古だと、5、6万円ぐらいでしょうか?

是非見つけたら買って試してみて下さいね。

 

撮影に使った機材

ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7RM3 ボディ ILCE-7RM3

ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α7RM3 ボディ ILCE-7RM3

  • 発売日: 2017/11/25
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

camera.richardh.work

 

 

さよなら Nikon D810 振り返りレビュー【作例】

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

2代目ハイレゾNikon

 先日、D4購入に伴い、役2年弱お付き合いしたNikon D810を手放しました。

お別れの思い出にこのカメラを記事にしてゆきたいと思います。

 

D810はどんなカメラ?

元祖ハイレゾNikon の D800 。

ハイレゾNikonというよりは、世のハイレゾ機の走りですよね。

3630万画素という、当時のモンスター級のセンサーを搭載してます。

それまでのフルサイズ機は言っても2400万画素どまり。

そこにきて、このセンサーは物議をかもすことになりました。

ライバルのCanonをカタログスペックで大きく引き離したのも大きいでしょう。

この解像度を活かせるレンズがないとか、手振れでちゃらになるなど色々言われてました。加えて画素ピッチが狭くなるから高感度やダイナミックレンジがどうちゃらみたいな話もよく聞かれましたよね。

当時のCanon党の嫉妬心やお抱えメディアの攻撃みたいなのがあったんだと思います。

それでも、その画質の高さだとか、高解像の魅力などで非常によく売れた機種でした。

 

本機、D810はシリーズ2代目。

主にD800に対して言われていた欠点を克服してきたような内容です。

具体的に違う点は

  • 映像エンジン、Expeed4により、クセの少ない記憶色重視の撮って出し。
  • 撮って出しの高感度アップ。実行高感度もアップ。
  • 拡張なしでISO64対応。
  • ミラーバランサーによる少ないミラーショック
  • ソフトウェアが改善されたAF。
  • センサー一新で、高解像のままダイナミックレンジが大幅に改良。
  • ちょっぴり高解像 3630万画素→3709万画素。
  • D800比で連射秒間1コマ分アップ。

D810はD800から確実に良くなっています。

使っていて違いが大きいなと思うのはシャッターフィールです。

このミラーバランサーのシャッターショックの少なさは特筆ものです。

現在買える、ちょい古い一眼レフのなかでもD810をお勧めできるのはここ大きいですね。

D800のコスパは良いですけど、ミラーショック結構手応えあります。

バチコーンっとショックがきます。

D750も新しくて安くていい機種ですけどD810と差がつけられているのはそこです。

ミラーバランサーがありません。

D810のシャッターフィールは極上なんです。

これ、もし中古でNikon機を検討する時に是非体験して比べ観て下さい。

ちなみに、現行のD850、D780は勿論ミラーバランサー搭載です。

D850のスペック無敵っぷりは流石ですけど、D780も触ると実用という観点でみるとなかなか高バランス。負けてない。

D810の良かったところ

重複しちゃいますけど

  • 極上のシャッターフィール。
  • APS-Cトリミングしてもまだ1800万画素ある余裕。(電子テレコン的)
  • 高画質!RAWで現像してて、かなり弄っても破綻しない懐の深さ。
  • jpg撮って出しでもクセの無い色。

D810さよならしちゃった理由

 殆どD4買ったときの記事に書きました。

camera.richardh.work

 

理由らしい理由もあるような無いようなです。

D810への不満は殆どなかったんですけど、D4欲しくなっちゃって。

フルサイズ一眼レフ2台は使いこなさいだろうなという事で、D810はD4を手に入れる為の資金に化けました。

 

D810外観写真

 

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SDカードとCFカードが挿せるのが嬉しいですね。

マチュアなんかはSDカードの方がいいですよね。

D810で撮った写真

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm

DAH_7624

DAH_7626

DAH_7645

Nikon D810 + AF-S 70-300mm

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6 VR

Nikon D810 + AF-S 70-300mm

Nikon D810 + AF-S 70-300mm

Nikon D810 + AF-S 70-300mm

Nikon D810 + AF-S 70-300mm

Nikon D810 + AF-S 70-300mm

Hamamatsu Trip

Hamamatsu Trip

Hamamatsu Trip

Sanganesan D810 Tamron F012

Sanganesan D810 Tamron F012

 

Sanganesan D810 Tamron F012

 

@Chiiwa Nikon D810+Tamron45mm

 

@Chiiwa Nikon D810+Tamron45mm

@Chiiwa Nikon D810+Tamron45mm

Kuragari-Canyon Nikon D810+Tamron45mm

Kuragari-Canyon Nikon D810+Tamron45mm

Kuragari-Canyon Nikon D810+Tamron45mm

AichiKenminnoMori D810+Tamron45mm

AichiKenminnoMori D810+Tamron45mm

Hirayu SPA Nikon D810+Tamron45mm

Hirayu SPA Nikon D810+Tamron45mm

Hirayu SPA Nikon D810+Tamron45mm

Hirayu SPA Nikon D810+Tamron45mm

Hirayu SPA Nikon D810+Tamron45mm

くらがり渓谷 Tamron 45mm+D810

嵩山展望台 Tamron 45mm + Nikon D810

Nikon D810+Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 +Nikkor 20mm F3.5

空の散歩道 @ 浜松 Nikon D810 + Tamron SP 35mm F1.8

空の散歩道 @ 浜松 Nikon D810 + Tamron SP 35mm F1.8

空の散歩道 @ 浜松 Nikon D810 + Tamron SP 35mm F1.8

空の散歩道 @ 浜松 Nikon D810 + Tamron SP 35mm F1.8

大井平 D810+Tamron 45mm F1.8

大井平 D810+Tamron 45mm F1.8

大井平 D810+Tamron 45mm F1.8

大井平 D810+Tamron 45mm F1.8

大井平 D810+Tamron 45mm F1.8

大井平 D810+Tamron 45mm F1.8

大井平 D810+Tamron 45mm F1.8

佐見川峡 Nikon D810+Tamron 45mm

佐見川峡 Nikon D810+Tamron 45mm

佐見川峡 Nikon D810+Tamron 45mm

Nikon D810 + Tamron SP 35mm F1.8 VC USD

Nikon D810 + Tamron SP 35mm F1.8 VC USD

Nikon D810+Tamron SP 35mm F1.8 VC USD

Nikon D810+Tamron SP 35mm F1.8 VC USD

Nikon D810+Tamron SP 35mm F1.8 VC USD

Nikon D810+Tamron SP 35mm F1.8 VC USD

Nikon D810+Tamron SP 35mm F1.8 VC USD

Tamron sp 45mm F1.8 Di VC USD

木曽三川公園

木曽三川公園

木曽三川公園

木曽三川公園

木曽三川公園

木曽三川公園

木曽三川公園

木曽三川公園

Tamron 45mm F1.8 model F013 + Nikon D810

Tamron 45mm F1.8 model F013 + Nikon D810

Tamron 45mm F1.8 model F013 + Nikon D810

D810まとめ

 これからD810を買おうかなという人に向けて書きたいと思います。

D810の中古は高級機がこの値段まで降りてきたか!という高コスパ機です。

センサー性能は現代機と比べても遜色ないどころかトップレベルだと思います。

 

反面、中途半端というか、部分的に見ると他の機種に軍配上がる機種でもあります。

動体補足性能(AF、連射、バッファーメモリー

以前D600を使ってましたが、AFはすっぽ抜ける、バッファメモリーがプアでシャッター切れないなどがあり、飛行機撮るのに嫌気がさしました。
D810はそれと比べたら良い性能です。
AFユニットがD4 の世代のもので、悪くはないですけどより他の機種の方がより良いです。
D7200を使ってましたけど、明らかにそっちの方が食いつき良いんですよね。
同じユニットのD750が同等性能だと考えればAFはD750の方が強いと思います。
連写性能もD750の方が若干ありますね。
動体メイン!となると、D750を選びたいかもです。
また、同じ値段でD500が買えちゃうわけで、あっちがD5ミニと言える性能と考えればD500を購入した方が幸せになれると思います。

ビルドクオリティー、ユーティリティー、光学ファインダー

NikonはD750、D5500あたりからモノコックボディーを採用してボディー自体を薄く作れるようになりました。
この世代以降、深いグリップで持ちやすいのが特徴です。
D810はそれ以前の機種なので比べてしまうとハンドリングが劣ります。
また、チルト液晶がないので、OVFでしか撮らない、動画は撮らないという心に決めないとなかなか辛いです。
 
D600、D750と比べると、かっちりした高級感があります。
左肩モードボタンや、ファインダー丸窓とか、上位機を所有しているという満足感に浸れます。
十分高級感あるのですけど、やっぱりフラグシップ機のD4、D4S、D5と比べてしまうと劣りますね
D4あたりは、D810の相場価格に2万ぐらい出すと買えるのです。
そして、OVF。
D600、D750クラスと比べたらワンランク上というファインダーです。
流石です。
でもこちらもフラグシップクラスと比べると差をつけているなと感じます。
D4のファインダーはやはりD810以上です。
 
そういう意味で、性能はAFを使って撮る場合、D750の方が高い実力を備えていると感じます。
フィールの良さとか感性の部分はそれらには勝ってますがフラグシップには劣っています。
D750 D810 D4 D4S と並べた時に、それぞれよりもちょっとずつ良いけど、ちょっとずつ劣る部分があるみたいな立ち位置です。
 
D750、D4、D4Sよりも総合的に明らかに勝っているの機種はD850ですね。
なので、僕の意見ですけど、予算は10万ちょいで性能の良いカメラならD750をお勧めしたいですし、フィールの良いカメラならD4をお勧めしたいです。

画質について

これは僕は否定的な見解を持っています。
センサー性能はシリーズのトップレベルの実力を備えていると思います。
高感度でもノイズレスで、ダイナミックレンジも広大です。
しかしながら、現状このセンサー性能をFマウントのレンズは生かし切れていないのではと僕は思っています。
手放してしまって、ナノクリ金帯クラスのレンズが既に手元にないので検証できませんけど、ミラーレス機と張り合えるレンズはFマウントではないのではないでしょうか。
 
画面中央の解像度の話で言えば、Fマウントでもキレキレシャープなレンズはいくらでもあると思うんですけど、ここで議題にしたいのは周辺画質です。
 
D810レンズ解像イメージ
赤い範囲は解像が甘く感じられる部分。

f:id:mocchipa:20201003165915p:plain

僕の感覚だと、Fマウントの一眼レフ機の解像している範囲てこれぐらいに感じます。
※現在高級クラスのレンズを所有してません。しかしながら、Zマウント vs Fマウントの他所のレビューを読むと、その見立てはそんなに外れていないと思っています。
 
当初、D810を選んだ理由が、飛行機撮影を趣味にしていた頃で、D810にすればAPS-Cモードで撮っても高い解像度を維持できる!という希望がありました。
しかしながら、撮影された画をみると、解像している部分は画面の中央範囲で、そこ以外は切り取りできる所ではありません。
 
SONY α7RIII + Tamron F053 レンズ解像イメージ
※赤色部分が解像が甘く感じられる範囲

f:id:mocchipa:20201003175613j:plain

対して、ミラーレス機のα7RIII + Tamron F053 では、解像範囲がこれぐらいあります。
これは実は凄い事です!
勿論、SONYに限らず、各社フルサイズミラーレス機全部に言える話です。
フルサイズミラーレス機用に新設計されたレンズは一眼レフ用レンズと比べたら圧倒的な性能です。
この事は、撮影の作法を根本的に変えてしまう可能性があるのです。
高解像が大きなプリントするためだけ以上の意味を持ちます。
 
取りあえず、細かい構図も考えず広くパチっと撮っておいて、後は好きなようにトリミングすれば画になるみたいな使い方ができちゃうんです。
これって、ハイレゾミラーレス機が登場する前は出来なかった事じゃないでしょうか。
 
おまけに、ミラーレス機は瞳AFも備えてて、ポートレートでは抜群の撮れ高を稼ぎ出します。
動体撮影に関してはまだ一眼レフが戦える余地はありますが、ポートレート、風景撮影というジャンルでは、撮影結果へのこだわりを追求するとミラーレスが圧勝なのは間違いないと思います。
※ここでいう画質はシャープさとかピント精度みたいな話です。
 
結論として、D810の高解像センサー勿体ない説を唱えたいです。
D750の2400万画素、D4 D4S の1600万画素は、Fマウントのレンズに対して丁度良いと思います。
勿論 JPG で撮るのであれば、D810は Expeed4 という色の良い画像エンジンを載せており、小さい画像サイズで吐き出せば、もったいない感は薄れるかも知れないです。
でも、RAWで撮ってLightroomで仕上げたりするのであれば、大きなデーターの割に解像範囲が狭いという残念な感覚を覚えます。
 
また、Ai Nikkor など古いNikkorを使う場合はレンズ解像度が現代機程ではないので、高解像センサーは宝の持ち腐れに感じてしまいます。
 
そのあたりが僕がD810を手放した理由の主な所ですね。
なんだか、ネガティブな話ばかりして済みません。
勿論、D810を使っている人を否定する意見ではないし、選ぶ人が間違っているとは思いません。
個人的な見立てです。
 
比較対象があっての話です。
カメラ単体としてみた場合、D810は極上のカメラの一つと考えて間違いないです。
D810はシャッターフィールは極上で、色も記憶色重視でAWBも優秀で、高感度、ダイナミックレンジなどの物理特性も最高です。
D4より画素ピッチ狭いですけど、RAWの編集耐性もD4よりありそうな感じします。
これだけのクオリティーのカメラが12万円ぐらいで買えてしまうのは凄いなと思います。
 
一眼レフとミラーレス機て、ガソリンスポーツカーとテスラの対比ににていると思います。
テスラのハイパフォーマンスのモータードライブは、シュチュエーションを限ると既存ガソリンスーパースポーツを徹底的に打ち負かすんです。
でも、ガソリンスポーツカーの回転数と共に伝わってくる振動だとか五感に伝わるフィールみたいなのは、古いファン程これじゃなきゃっていう快感がある訳です。
 
一眼レフも然りです。
ミラーレスの性能がどんなに上がっても、OVFから覗く風景の美しさだとか、シャッターフィールみたいなのは一眼レフでしか味わえないですからね。
 
一眼レフを選ぶ理由はまだまだありますね。
いま僕はD810を手放して買ったD4に夢中で、そればっかり使っています。
それは一眼レフのフィールに改めて魅せられているからです。
撮影結果がすべてではないのがカメラ趣味の面白いところだと思います。
 
以上長くなりましたが、参考にして頂ければ幸いです。
 
最後に、D810楽しかったよ!良い思い出ありがとう。

参考リンク

 

camera.richardh.work

 

 

camera.richardh.work

 

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camera.richardh.work

Nikon デジタル一眼レフカメラ D810

Nikon デジタル一眼レフカメラ D810

  • 発売日: 2014/07/17
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

 

 

Nikon D4 で撮る東山動物園のかわいい動物たち【作例あり】

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

使用レンズは AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 G VR

先日、かなりの思い付きと勢いで購入したNikon D4

気に入って使ってます。

動物園へ連れてってというリクエストが入りましたので、D4をがっつり使う機会かと思い持ち出しました。

camera.richardh.work

 

 フルサイズ用、定番望遠レンズです。

安価なラインですね。

ミラーレス Z マウントが主要ラインとなった現在、以前と比べて大分お安く購入できます。

外装はプラスチックで安っぽいですけど、スイッチ操作なしでMFもできとても使いやすい。

 

写りは、D600とかで使ってた時は結構写る印象でしたが、D810で使うとなんか解像力が足りていないような感じを覚えてました←AFピント調整がうまくいってなかっただけかもしれません、、、

 

果たしてD4での撮影結果は?!

 

東山動植物園は現在感染症対策営業体制

これ調べておいて良かったですけど、現在感染症対策体制の為、入場には事前予約が必要です。

下記サイトで前日までに入場要約をして、入り口でそのQRコード読み取りで入場できます。

午後2時以降は、予約なしでも入場できます。

これ知らなくて、入り口で途方に暮れるカップルや家族連れ沢山いました。

ご注意を!

passmarket.yahoo.co.jp

東山動物園のかわいい動物たち

快晴の秋空 ちょっと暑かったです、、、

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

名古屋のシンボル ドアラ!じゃなかった、コアラです。

ゆるかわですね。

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

アオキコウンゴウインコ 動物園であえるのはここだけみたいです!

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

以前は、直接みれた鳥舎も、今はネット越しにしか見ることができません。

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

キリンはいつもみんなの人気者

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

ぞうは優しい目をしてますね。

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

コツメカワウソ

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

奈良と比べてここの鹿はエサにありつけているようです。

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

トラトラトラ!

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 G VR

なにみてんだゴラーってじーっとこちらを観てました。

Nikon D4 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 G VR

なんかの遊びに夢中でした。

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

こんな熊さんに出会ったら怖い、、、すたこらさっさと逃げたい

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

天然の鎧をまとってます。

観察していると、隣にいた上品そうなマダムが、こないだ来たら発情期なのか凄い大きなあれが見えた、大きいのよー、みたいな会話をお友達としていたのでビックリしましたw

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

シャバーニは今日もイケメンでした。

若い奴が前横切ったらテメー失礼だろ!!!って威嚇して、若い奴しゅんっとなってました。

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

時々FDAが飛んできます!

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

カバ

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

カンガルーひろば

Panasonic TX1

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

みんな大好きビックリハウス

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

爬虫類

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

コウモリ

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

コジャコウネコは東山動物園でしかみれないそうです。

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

フラミンゴ

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

フンボルトペンギンは一番飼育されているペンギンって子供に教えてもらいました。

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

シンリンオオカミ

こうやってみ観ると可愛いワンちゃんですねw

Nikon D4 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 G VR

Nikon D4 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 G VR

Nikon D4 + AF-S Nikkor 70-300mm F4.5-5.6 G VR

今年は亡くなった動物が多いのか、献花台が何か所かありました。

Panasonic TX1

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

お尻しか見せてくれなかったシマウマ

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

吸引力はない、アメリカンバイソン

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

ビーバー可愛いw

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

プレーリードッグ

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

ハクトウワシ

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

タイワンリス

(´~`)モグモグ

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

日本の動物たち

ホンドタヌキ

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

ホンドキツネ 愛らしい目をしている

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

ニホンザル 仲良く毛づくろい

Nikon D4 + AF-S 70-300mm F4.5-5.6G VR

まとめ

 動物園散歩が気持ちよい季節になりました!

動物園だけでなく、植物園も結構良いのですが、なにせ広いので時間が足りないですね。

駐車場も凄く混んでて一番遠いところがなんとかゲット出来ました。

 

そしてNikon D4 は最高ですね。70-300mmとの相性もばっちりです!

AFバチピンでくるし、中央はそこそこシャープなレンズですよね。

手振れ補正の効きも良いので結構暗いところでも行けちゃいます。

 

なによりD4のファインダーが良いので、暗いレンズにも関わらず、ピントの山がつかみやすい。

D4のAFは悪く言えば、旧世代のAFですね。

D810と殆ど同じぐらいの性能ですね。

ちょっと条件が悪くなると迷う時があります。

MFがしやすいのでリカバーしやすいですけど。

体験したNikon機だとD5 D500は流石ですね。

あれは無敵と言っていいですけど、D7200も速さこそD500に譲りますけど、食いつきは凄く良かったです。

同じ系列のAF使っているD750も恐らくいいと思います。

殆ど外さない!安くて動体がちゃんと撮れるカメラが欲しいならおススメです。

 

楽しかった!

 

 ※写真の一部はPanasonic TX1 で撮ってます。

標準、広角域はTX1で撮りました。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D4 ボディー D4

Nikon デジタル一眼レフカメラ D4 ボディー D4

  • 発売日: 2012/03/15
  • メディア: Camera
 

 

 

camera.richardh.work

 

 

camera.richardh.work

 

Nikon D4のOVFが美し過ぎるので50mmハイスピードレンズを探してみました

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旗艦の光学ファインダーは最高に美しい

確かな事があるとするのならばー、君は綺麗だーーー。

本当美しいのですね。流石フラグシップ機。

このファインダーを覗きたいがために、50mm F1.4 のレンズをつけて撮りたくなるんです。

 

現在 Ai Nikkor 50mm F1.4 を付けてます。

こちらも十分いいレンズですけど、他にも選択肢があるのかなみたいな興味が湧いて色々試させて頂きました。

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

お試しさせて頂いたのはこちら

Carl Zeiss 単焦点レンズ PLANART1.4/50BKZF2N ブラック 822924

Carl Zeiss 単焦点レンズ PLANART1.4/50BKZF2N ブラック 822924

  • 発売日: 2015/10/22
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

いきなり結論 Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 ZF 優勝!

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今回は描写がどうという事よりも、より美しいファインダー像を得れるのか?という観点でした。

 

予想では、Ai Nikkor 50mm F1.2 がスペック的に一番良い結果になるかなと思ったんですけどF1.4とあまり差を感じませんでした、、、

 

MilvusもArtも、いまつけてるAi Nikkor 50mm F1.4 とあまり変わらない印象でしたけど、ZF Planar だけ立体感が違ったように感じました。

描写性能は SIGMA Art と Milvus が圧倒していた

描写性能は、SIGMA Art = Milvus >> ZF Planar > Ai Nikkor 50mm F1.2 ですね。

流石にオールドレンズと最新レンズでは解像力が全く違いますね。

 

Milvus

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SIGMA Art

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Ai Nikkor 50mm F1.2

f:id:mocchipa:20200926184852p:plain

Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 ZF

f:id:mocchipa:20200926185103p:plain

 

分かりにくい作例だし、なんならピントあって無いしw

いや他にも色々撮ったんですけど、結論としてはそういう事です。

MilvusとArt は凄いです。

AF使って真面目に使うとかなら間違いなく Art が買いでしょう。

 

でも、今回画質はどうでも良くはないですけど2の次です。

雰囲気良く撮れたらいいなみたいな。

絶対画質性能はもうミラーレスと比べちゃうと一眼レフの出る幕じゃないなと個人的には思ってます。

camera.richardh.work

なんなら、TamronのF013が性能素晴らしいですよ!

これまだ手放さず持ってます。

camera.richardh.work

 

今回重視したいのはレンズでファインダー像が変わるかなという所でした。

 

悩ましいのは値段

ZF Planar 結構高いんですね、、、3万円台で買えるんだと思ってたw

ヤシコン CONTAX Planar がそんなものなので。

Planar て本当楽しいレンズなんですよね。大好きなのです。

 

うーん、なやむなー、、、Ai Nikkor 50mm F1.4 でも楽しいしなぁ、、、

うーん、うーん 続く

 

Carl Zeiss 単焦点レンズ PLANART1.4/50BKZF2N ブラック 822924

Carl Zeiss 単焦点レンズ PLANART1.4/50BKZF2N ブラック 822924

  • 発売日: 2015/10/22
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

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この2本は物理的に巨砲って感じなんですよね。

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追記

写りは、Tamron F013 がなかなかやりますな。

手振れ補正もついてるし、寄れるから使いやすい。

そりゃF1.4の方がファインダーが明るくて良いでしょうけど、AFでつかうならファインダーの良さは少々我慢できる。

SIGMA Artはあえて買うことも無いかな。

Milvusはコスパは良くない。

Ai 50mm F1.2 はお試しに買っても良いかなぁ、、、

ZF Planar は欲しいと言えば欲しい。

 

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 Nikon D4 + Tamron 50mm F1.8 SP F013

Nikon D4 + Tamron SP 45mm F1.8 F013


【機材レビュー】心変わりは何かのせい 2020年に Nikon 旗艦 D4 を購入しました!【作例あり】

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

フラグシップなんて僕には縁がないとおもっていた

 フラグシップには憧れまいみたいな反発心がどこかにあった。

スポーツを撮る、報道写真を撮る、そんなプロが選ぶならともかく、この手のカメラを買い支えているのは機材自慢したいジジイだ。

そう思ってた。

画質や、必要十分な性能を持ったカメラはNikonの場合他の機種がちゃんと用意されている。

ここまでの高速シャッターなくとも実際に戦闘機は撮れちゃうし、1600万画素は風景をとるには物足りない。

AF性能だって後発の下位機種の方が優秀だ。

つい最近まで、僕はカメラは費用対効果で選んできた。

考えが変わってきた

 そんなカメラ観を持つ僕。

今年は良い出会いがいくつかあって、選ぶカメラが変わってきた。

去年末、今年始には、SONY α7RIII を購入して、ハイレゾマンセー教団に入信。

すっかり現代のハイスペックに魅了されていた。

 

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フィルムカメラに再会

入院中、あめちゃんのブログをたまたま発見。

この記事がなんとも良い感じの写真で心に響きました。

amemiya-hair.tokyo

 

RTさせて頂いたところ、あめちゃんから、カメラのみなみ屋さんの現像が安くて良いよと教えて頂きました。

 

10年ぐらい前、僕もフィルムカメラにどっぷりはまってました。

でも、現像お金かかるし、スキャンもめんどくさいし、もう撮らないなと思って、ライカとハッセル以外は全部処分してしまった。

 

でも、この記事がきっかけでたまにはフィルムで撮ってみるかと始めたところ楽しい楽しい。

 

ここで、高性能、高画質、みたいな価値観が大分ほぐされました。

E-M1初代との出会い

 夏になろうというころ、このカメラを手に入れてしまいました。

1600万画素機がこんなにも扱いやすく高画質なのか?!という事を体験してしまいました。

 

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E-M1初代も凄くフィールの良いカメラです。

 

Nikon F4 と出会った

このカメラとの出会いは決定的だったかも知れないです。

フィルムカメラを再開して、F4が最高の光学ファインダーを備えているという情報を知りました。

欲しい、欲しいと念じていたら手ごろな値段で転がりこんできました。

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Nikon F4 のファインダーを覗いたあとに、D810のファインダーを覗くとやっぱり暗いんです、、、いままでそんなこと思ったこともなかったのに。

D810だって相当高級機のはずです。手抜きな訳はないのですが、F4にはかないませんでした。

 

本当に高品質な光学ファインダーから覗いた景色の美しさに魅せられてしまって、D810を売ったお金で買えそうなD4が気になる存在になってしまいました。

 

ここでも良縁!極上中古

 また、欲しい欲しいとお星さまに願っていると、本当に良縁は転がってくるものです。

シャッター数 8000回の極上ピッカピカのが手ごろな値段で。

しかも、タイミングよくお店の秋のセール期間。

さらに1万円お値引きでお買い上げ。

やっぱり僕はスーパーラッキーマンです。

D810にはなんの不満もなかったです。世代も新しく、いろんなところがD4よりも良くなっているとは思います。

でも、D4のファインダーと、外装の武骨さにすっかり心奪われたので惜しい気持ちを振り払い購入しました。

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ファーストインプレ

 一言でいうと極上です!

ファインダーから見える景色、ガッチガチのマグネシウムボディー。

D810だって安いカメラではないのに、Nikonは旗艦だけは明らかに差をつけてます。

1600万画素しかないし、ミラーバランサーはついてないからシャッターぶれには弱いでしょう。

JPG撮って出しだってExpeed3時代の色は癖があります。

でもそんなことは些末な事と思わせる気分の良さがありますね。

これは感触を楽しむカメラです!

 

連射も使う事は僕はあまりないですけど、やっぱいいわNikonってキムタクのモノマネしたくなりますよね。

 

ファーストショット

 

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Tamron SP 45mm F1.8 F013

Nikon D4 + Tamron SP 45mm F1.8 F013

Nikon D4 + Tamron SP 45mm F1.8 F013

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

Nikon D4 + Ai Nikkor 50mm F1.4

まとめ

Twitterのタイムラインを眺めていると、なんだか超ハイスペックとは別のトレンドがカメラ界隈に広がりつつあるように感じます。

手振れ補正もなければAFすらない、しかも値段は中古車並みみたいなライカデジタルを買いました!みたいな話が結構TLに流れてくる。

そして、昨今のフィルムブーム。

CCD機たのしーみたいな声もちらほら。

そうそう、今年はSIGMA fp もヒットしました。

あれも、既存の価値で測ったらなかなか手が出ないカメラですよ。

極めつけはNikon Df フィルムカメラブームでボチボチDfをプッシュする記事は来てたんですけど、ダメ押しは皇室御用達の記事ですよね。

www.huffingtonpost.jp

 

これで人気に火がついて、中古カメラ屋からDf消えましたよね。

ジェットダイスケさんも買ってYouTubeにあげてましたよね。

www.youtube.com

 

これ観て、Dfか!?Df、うん、、いいかもって思ったんですよ。

でも、Df前に引っかかったのが、あれD600のボディーにD4のセンサーという造りなんですよね。

ファインダーがD600の物。

これが、どうにも気分が上がらなかったのを思い出しました。

で、D4みたらDfと殆ど同じ値段でしょ?

値段同じなら僕の求める要素が多いD4買うよねってことで選んだD4でした。

いや、Dfだっていいカメラなんですよ、軽いし、デザインもいいし。

 

今年は、X-T4、Canon R5、R6 SONY α7SIII とカメラの正常進化系のスーパースター軍団がリリースされましたが、同時期に、カメラはフィールで選べみたいなトレンドが発生してきているようにも思います。

日本メーカーはここぼんやりしていると、中国カメラメーカーがそこをさらっていくような気がしますね。

現に、レンズではそのトレンド起きていて、超高性能というよりも、MFで撮るとフレアやビネットがあってオールドレンズのような味わいのものが超安価で沢山出されています。

ボディーの方も、Mマウントとか、M42マウントとかそのあたりのユニバーサルマウントを使ったMFデジカメというのが安価で登場するんじゃないですかね。

手振れ補正なんてない、センサーは型落ちのフルサイズ、背面液晶すらない、ルックスは往年のあのカメラ。

そんなのが日本のカメラの半値ぐらいで登場したら、市場を暴れまわれそうです。

 

そうなる前に、NikonあたりはZに固執しないで、過去の意匠を汲んだシンプルなレトロカメラを出すべきだと思いますね。

それは写真、カメラ文化にとっても、いま業績不振にあえぐニコンにとっても良い結果をもたらすのではないかと思ってます。

 

作例増えてます!

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Nikon デジタル一眼レフカメラ D4 ボディー D4

Nikon デジタル一眼レフカメラ D4 ボディー D4

  • 発売日: 2012/03/15
  • メディア: Camera
 
Nikon MFレンズ Ai 50mm F1.4

Nikon MFレンズ Ai 50mm F1.4

  • メディア: エレクトロニクス
 

 

 

スーパーワイドビュー!Nikon Nikkor UD auto 20mm F3.5【作例あり】

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

こんなものは使いにくい!と思い込んでいた

広角レンズに苦手意識があって、24mmぐらいになると、広すぎるな、、、と感じることが結構ある。

20mmなんていったいどんな写真を撮ったらいいのよぐらいに思ってました。

 

ところが使ってみると、このレンズで殆どなんでも撮れるんじゃない?てぐらい使いやすく感じました。

 

ジャンクコーナーから救出!

友達から、これは一眼レフニコンの最初のスーパーワイドレンズで、この値段は買いだよとそそのかされて、つい買ってしましました。

カビ玉だったけど、掃除してきれいにしました。

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 Nikkor UD auto 20mm F3.5外観写真

この個体はかなり使い込まれてますね、、、

いわゆる Nikkor Auto の外観で、ピントリングとかカッコいいです。

思ったより大きくなく、結構コンパクトな作りです。

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

作例

ドライブで持ち出してうきうきしながら使ってます!

その時の気持ちを備忘録的に載せておきます。

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

青空が結構いい色になります。

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor auto 20mm F3.5

フレアの出方が味があっていい感じです。

Nikon D810+Nikkor auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor Auto 20mm F3.5

結構寄れます。

ここまで寄ると、背景ボケますね。

少しグルグル。

Nikon D810 + Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor Auto 20mm F3.5

Nikon D810 +Nikkor 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor auto 20mm F3.5

Nikon D810+Nikkor auto 20mm F3.5

まとめ

  • フルサイズのスーパーワイドレンズはパースがきつ過ぎずいいですね。結構自然な感じです。
  • 周辺光量落ちは、年代や画角を考えたら結構がんばっているようにも感じます。
  • 中央の画質は結構シャープに感じました。
  • 大きさが、意外とコンパクトでいいです。
  • これほど広角だと、ほぼピントフリーで撮影できて良いですね。
  • 青空が結構綺麗に色が出ます。
  • フレアが出るんですけど、その出方が味があっていいです。
  • フィルム風の現像が合いますね。

一万円しない値段で手に入れました。

20mmなんて使えるか!と思ってけど、使ってみるとこれは使えますね。

視界に入るもの全部記録できるイメージです。

適当に遊んだら手放すつもりでしたけど、これは残留でもいいですね。

オールドNikkorで遊ぶのに、D810の高解像はもったいないので、D4とかが欲しくなってきます。

 

はたまた、この画角に味をしめ、SONY E マウント用の TAMRON 20mm F2.8 も悪くないのかなとか。

 

追加の作例です!

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Nikon デジタル一眼レフカメラ D810

Nikon デジタル一眼レフカメラ D810

  • 発売日: 2014/07/17
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

Nikon デジタル一眼レフカメラ D4 ボディー D4

Nikon デジタル一眼レフカメラ D4 ボディー D4

  • 発売日: 2012/03/15
  • メディア: Camera
 

 

 

【機材レビュー】スペックには現れない良さがある Panasonic LX100 初代

Panasonic GX1 + G vario 35-100mm F4-5.6

お試し体験のつもりでした、、、

気になっているカメラの中古価格は頭に入れています。

マイクロフォーサーズセンサーを搭載したコンデジ、DMC-LX100。

長らく価格は、35,000円 ~ 45,000円。

ある日、相場より安いお得な物件を見つけました。

カメラばかり買っても仕方ない、ここはスルーでと一度は見送りましたが、後ろ髪ひかれ購入。

買って、ブログ書いて売ればいいと、ほんの体験のつもりでした。

 

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そんな動機で買いましたが、スペックには現れない良さがあって、今じゃどこに行くにも連れ出してしまうカメラとして活躍中です。

 

今日はそんなカメラLX100をご紹介してゆきます。

LX100ここが良かった!

  • 質感が高いマグネシウムボディー。
  • フィルムカメラ風の操作系。
  • 手になじむコンパクトさ。
  • 素数控えめだが、侮れない画質。
  • RAWファイルが軽い。
  • レスポンスの良いAF。
  • コンパクトなのに機動性高い便利ズームレンズ。

LX100は、現代のスーパースペックのカメラと比べると見劣りします。

マルチアスペクト機能の為、実質1200万画素ぐらいですし、ズームも高倍率ではない。

バリアングルやチルト液晶も備えていない。

Wi-Fiもない、USB給電もできない。

しかしながら、手にした時の塊感や手に収まるコンパクトさが、感性を刺激ます。

例えるなら高級な文房具のような感じです。

本機は、Leica の D-Lux Type109 としてOEM供給されています。

Leicaブランドを名乗って恥ずかしくない上質さを持ったカメラです。

 

僕は、RAW でしか使っていませんが、1200万画素のフォーサーズセンサーはなかなかリッチに情報を保存しています。

露出パラメーターをいじってやると、空の諧調などがしっかり残っていて、風景などを撮っても、なかなか侮れない画質です。

 

α7RIII のハイレゾ画質は驚く画質ではあるのですが、データーの重さはなかなかのもので、現像作業をするのにも気合が要ります!

本機はその点、データーも軽く、編集もレンダリングもサクサクです。

普段使いという観点で見ても、まさにボールペンとか鉛筆のような文房具みたいです。

 

この点はいまいち

  • 起動が遅い!
  • Wi-Fiなし。訂正 Wi-Fiありました。
  • USB給電できない。
  • バリアングル、チルトが無い。
  • AF、AFマクロが切り替え式がちょっと面倒。
  • EVFが少し見づらい。

なかでも一番不満なのは起動のスピードですね!

スイッチONから撮影可能になるまでに1.5秒くらいかかります。

 USB給電できないのも地味に不便。

カメラ外観

オールドレンジファインダーをオマージュしたデザイン。

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肩の部分を撫でてみると、マグネシウムの塊感が感じられます。

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沈胴ズームで、電源OFFの時はコンパクトな単焦点のような見た目です。

ズームってやはり便利ですね。

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背面はこんな感じです。

軍幹部と、レンズのところで基本操作するため背面は案外スッキリしています。

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作例

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasoinic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic FZ1000

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

Panasonic LX100

まとめ

 ※Wi-Fi 、USB給電という、今のカメラなら当たり前についている機能がなくても平気ならおススメ出来ます!

※訂正!Wi-Fiありました。

 

そして本機、まさかの後継機が用意されてます。

Panasonic LX100 II 

 

こちらはWi-FiもUSB給電もできて、画素数も1700万画素になってます。

これで、起動の遅さが解消されてたら買おうかと思いましたが、起動はやっぱり遅いという書き込みを観ました。残念です、、、

 

このままこのカメラを使い続けることにします。

 

このカメラ、買うまではパッとしない印象だったんですけど、使ってみると毎日使いたくなるカメラなんですよね。

SONY RX100 シリーズや、Canon G7X 、G5X、G9X とかそのあたりを狙っている人はこちら検討するのもありだと思います。

 

 

 

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